仮免許は英語で何という?正式名称・略し方・外国語での伝え方

仮免許を英語でどう伝えるか、正式名称や略し方を紹介する記事のアイキャッチ。学科教室の机と辞書

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留学生の友達に『カリメンって何?』と聞かれて、うまく答えられなかったことはありませんか。英語の書類に書く時や、海外の家族に説明する時も迷いますよね。

結論から言うと、仮免許の正式名称は「仮運転免許」で、英語では一つの決まった訳語に頼るより、中身を一言添えて伝えるのが確実です。国によって免許の制度が違うからなんです。

この記事では、正式名称と略し方、英語や外国語での伝え方を、使う場面ごとに紹介します。

目次

仮免許の正式名称は「仮運転免許」

先に結論

道路交通法では、運転免許を「第一種運転免許」「第二種運転免許」「仮運転免許」の3つに分けています。仮免の正式名称は「仮運転免許」です。

道路交通法の条文には「仮運転免許(以下『仮免許』という。)」と書かれています。

つまり「仮免許」も、法律の中で使われている正式な呼び方の一つなんです。

仮免許そのものの意味は仮免とは?仮運転免許でできること・取るまでの流れで紹介しています。

4種類の仮免許の正式名称

仮免許は、道路交通法で4種類に分かれています。それぞれの正式名称と、法律の中での略し方は次のとおりです。

正式名称法律の中での略し方
大型自動車仮免許大型仮免許
中型自動車仮免許中型仮免許
準中型自動車仮免許準中型仮免許
普通自動車仮免許普通仮免許

教習所で普通車の免許を取る人が受けるのは「普通自動車仮免許」です。種類の違いは仮免許の種類|普通・準中型・中型・大型の違いで紹介しています。

仮免許証も「免許証」の一つ

仮免許を受けると、仮免許証が交付されます。道路交通法では、免許は運転免許証を交付して行うとされていて、仮免許証もその一つです。

施行規則では、仮免許に関わる免許証の様式が別に決められています。顔写真が表示されるのは、本免許の免許証と同じです。

「仮免」は何の略?略し方と呼び分け

仮免は「仮免許」の略

普段の会話で使う「仮免」は、仮免許(仮運転免許)を短くした呼び方です。法律の言葉ではありませんが、教習所でもふつうに使われています。

仮免の略し方は、とてもシンプルです。「仮運転免許」から「仮免許」、さらに縮めて「仮免」になったと考えると分かりやすいですよね。

教習所や試験の場では、ほかにも略した言葉がたくさん出てきます。よく聞く言葉を並べてみました。

よく聞く言い方正式な言い方・中身
仮免仮免許(仮運転免許)
本免第一種運転免許など、仮免許ではない免許。本免許の試験のことも指す
卒検卒業検定。教習所を卒業する前に受ける技能の検定
修了検定仮免の前に教習所で受ける技能の検定。仮免の検定とも呼ばれる
仮免学科仮免許の学科試験

『仮免と仮免許、どっちで書けばいいの?』と迷った時は、書類なら「仮運転免許」か「仮免許」と書いておけば安心です。「仮免」は会話用と考えておきましょう。

「仮免、取れた?」
「うん、来週から路上なんだ!」

こんなふうに、友達との会話なら「仮免」で十分伝わります。

書類で書く時に気をつけたいこと

履歴書などに免許を書く時は、正式な名前で書くのが基本です。ただ、仮免許は練習と試験のための免許なので、書くかどうかは提出先の求めに合わせてみてください。

迷ったら、提出先に「仮運転免許も書いたほうがいいですか」と聞いてみるのが一番です。

また、仮免許には適性試験を受けた日から6か月という有効期間があります。書類を出す時点で期限が切れていないかも、あわせて確かめておきましょう。

期限の数え方は仮免の有効期限は何か月?で紹介しています。

仮免許は英語で何という?

決まった訳語より、中身を一言添える

仮免許を英語で伝える時は、近い言葉を使ったうえで「練習のための免許」だと説明を足すのがおすすめです。国ごとに免許の仕組みが違うので、単語だけだと誤解されやすいんです。

仮免を英語で言う時によく使われるのは、練習中の運転者向けの免許を表す言い方です。例えば次のような言葉があります。

  • learner’s permit(練習中の人の許可証という意味合い)
  • provisional driving license(仮の運転免許という意味合い)

ただ、これらの言葉が指す中身は国によって違います。日本の仮免許と同じルールだと思われないように、ひとこと説明を添えておきましょう。

英語で中身を伝える例文

日本の仮免許の一番の特徴は、練習の時に条件を満たす人を隣に乗せる決まりがあることです。道路交通法では、通算3年以上の第一種免許を持つ人などを隣に乗せて、その指導の下で運転します。

これを英語で伝えるなら、次のような言い方ができます。

「I have a learner’s permit in Japan.」
「I can drive only for practice, with an experienced driver next to me.」

1文目で「仮免を持っている」、2文目で「練習のためだけに、経験のある人を隣に乗せて運転できる」と伝えています。短い文でも、これだけ言えば誤解はぐっと減りますよ。

本免許との違いも伝えておく

海外の人には、「仮免許があるなら、もう運転できるんでしょ?」と思われることもあります。本免許との違いを表で押さえておくと、説明しやすくなりますよ。

項目仮免許本免許(普通免許)
運転できる目的練習と試験のためだけ目的の決まりはない
隣に乗る人条件を満たす人が必要いらない
車に付ける標識前と後ろに「仮免許練習中」いらない
有効期間適性試験を受けた日から6か月更新して使い続ける
受けられる年齢17歳6か月から交付は18歳から

年齢は、令和8年4月1日施行の改正で、仮免許が18歳から17歳6か月に引き下げられたものです。英語で年齢を聞かれた時も、本免許の交付は18歳からという点まで伝えると正確です。

英語で説明する時に入れたい3つのこと
  • 練習と試験のためだけに運転できる免許であること
  • 練習の時は、条件を満たす人を隣に乗せること
  • 車の前と後ろに「仮免許練習中」の標識を付けること

書類・会話・海外の人への説明で使い分ける

場面ごとに言葉を変える

同じ仮免許でも、書類に書く時、日本語で話す時、海外の人に説明する時で、ちょうどいい言葉は変わります。

場面ごとに、どの言葉を使うと伝わりやすいかを表にしました。

場面使う言葉ひとこと添えたいこと
書類に書く仮運転免許、普通自動車仮免許種類(普通・準中型など)まで書く
教習所や友達との会話仮免特になし
家族や学校への説明仮免許練習と試験のための免許であること
英語で話すlearner’s permit など練習のためだけで、隣に人を乗せること
中国語・韓国語を話す人に相手の言葉で「練習用の運転免許」と説明本免許とは違うこと
仮免許を書類・会話・海外の人への説明の3つの場面で、使う言葉を分けて示した図解

『英語の書類に仮免のことを書く欄があったら?』という時は、英語の言い方に、括弧で日本語の正式名称を添えると親切です。提出先が日本の書類を見る人なら、日本語の名前のほうが確実に伝わります。

仮免許を中国語や韓国語で伝える時は

漢字が通じても、意味は確かめる

仮免を中国語や韓国語で伝える時も、英語と同じく中身の説明を添えるのが基本です。漢字の言葉でも、相手の国での受け取り方が日本と同じとは限りません。

中国語や韓国語を話す人に仮免許を説明する時、漢字で「仮運転免許」と書いて見せたくなりますよね。ただ、漢字の意味は国によって少しずつ違うことがあるんです。

なので、言葉を一つに決めて訳すより、「練習のための運転免許で、本免許の前に持つもの」と中身で説明するのがおすすめです。翻訳アプリを使う時も、短い単語より、説明の文を訳したほうが伝わりやすいです。

外国語で仮免許を説明する順番
  1. 運転免許の一種で、本免許を取る前に持つものだと伝える
  2. 練習と試験のためだけに運転できると伝える
  3. 練習の時は、経験のある人を隣に乗せると伝える
  4. 車の前と後ろに練習中の標識を付けると伝える
仮免許を外国語で説明する時に伝える4つのことを、順番に並べた図解

この4つを順に伝えれば、相手の国に同じ仕組みがなくても、だいたいのイメージはつかんでもらえます。

教習所でよく聞く言葉も一緒に説明する

外国出身の人が教習所に通う時は、仮免以外の言葉でつまずくことも多いですよね。よく出てくる言葉を、やさしい日本語で言いかえてみました。

教習所の言葉やさしい言いかえ
学科教室で受ける交通ルールの授業や試験
技能車に乗って受ける運転の練習や検定
効果測定教習所が行う学科の模擬テスト
みきわめ検定に進めるかを指導員が確かめる時限
修了検定仮免の前に受ける、教習所内のコースでの運転の検定

やさしい日本語に一度言いかえてから翻訳すると、意味がずれにくくなります。教習の段階の流れは教習所の第一段階とは?も参考にしてみてください。

仮免許と外国語についてよくある相談

この章について

仮免許と外国語についてネットの質問サイトでよく見かける相談を、内容を要約して紹介します。

相談1「外国出身の家族が、英語で仮免の学科を受けても受からない」

外国出身の家族が英語で仮免の学科試験を受けているのに、何度受けても合格できないという相談です。英語の教本や問題集で勉強しても難しいと感じる人は多いようです。

仮免の学科は、文章問題50問の〇×式で、9割以上の正解が合格です。言い回しで迷わせる問題もあるので、間違えた問題の「どこを読み違えたか」を一緒に確かめるのが近道です。

外国語で学科を受けられるか、どの言語で受けられるかは、受ける試験場の案内で確かめてみてください。引っかけの見抜き方は仮免のひっかけ問題で紹介しています。

相談2「日本人でも難しい仮免テストは、外国人にはもっと難しい?」

日本人でも仮免の学科は難しいのに、外国人にはさらに難しいのでは、という相談です。たしかに、日本の交通ルール独特の言葉が多いので、母語でない人には負担が大きくなりがちです。

ただ、出題の範囲は「交通の方法に関する教則」から決まっていて、範囲はしぼられています。教則の章ごとに少しずつ覚えていくと、無理なく進められます。

相談3「英語で教習を受けられる教習所を探している」

英語で普通自動車の教習を受けられる教習所を探している、という相談です。英語での教習に対応しているかどうかは、教習所ごとに違います。

探す時は、全日本指定自動車教習所協会連合会の教習所検索や、都道府県の教習所協会のページから候補を見つけ、直接問い合わせてみるのが確実です。教習所選びのポイントは仮免までスムーズに進む教習所の選び方にまとめています。

通学でじっくり進めたい人も、短い期間でまとめて取りたい人もいますよね。合宿免許や教習所の探し方も知っておくと、自分に合う進め方を選びやすくなります。

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よくある質問

仮免許の正式名称は何ですか?

道路交通法での正式名称は「仮運転免許」です。法律の中でも「仮免許」と略して書かれています。普通車の場合は「普通自動車仮免許」です。

仮免は何の略ですか?

仮免許(仮運転免許)の略です。法律の言葉ではありませんが、教習所や会話ではふつうに使われています。

仮免許は英語で何と言いますか?

learner’s permit などの言い方が使われますが、国によって免許の仕組みが違います。練習のためだけに、経験のある人を隣に乗せて運転する免許だと説明を添えると伝わりやすいです。

仮免許と本免許の違いを外国の人に伝えるには?

仮免許は練習と試験のためだけの免許で、条件を満たす人を隣に乗せ、前後に標識を付けて運転すると伝えます。本免許にはこうした決まりはありません。

中国語や韓国語ではどう伝えればいいですか?

一つの単語に訳すより、「本免許の前に持つ、練習のための運転免許」と中身で説明するのがおすすめです。翻訳アプリも説明の文で使うと伝わりやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • 仮免許の正式名称は「仮運転免許」で、法律でも「仮免許」と略される
  • 普通車の仮免許の正式名称は「普通自動車仮免許」
  • 仮免は会話用の略し方で、書類では正式名称を使う
  • 英語では近い言葉に、練習のための免許だという説明を添える
  • 中国語や韓国語でも、中身で説明するのが伝わりやすい
仮免ドットコム

仮免ドットコム 編集部

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