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教習所に通い始めて、「そろそろ仮免だね」と言われてドキッとした方も多いはずです。『学科は何問?検定で落ちたらどうなるの?』と、気になることが次々に出てきますよね。

仮免ドットコムは、仮免を控えた教習生と、路上練習に付き合う家族のための情報サイトです。仮免の意味から試験、練習のルール、期限、教習所選びまで、仮免にまつわる話をテーマごとにまとめています。

結論から言うと、仮免は「教習所の中」から「路上」へ進むための免許です。試験の合格ラインと、取った後の練習のルールさえ押さえれば、必要以上に怖がることはありません。

当サイトは警察・試験場・教習所の公式サイトではありません。道路交通法などの法令と、警察庁や都道府県警察の公開情報をもとに、編集部が整理しています。

仮免とは?まずは早見表で全体をつかむ

仮免をひと言でいうと

仮免とは、道路交通法の「仮運転免許」のことです。本免許を取る前に、練習のためか試験のためだけに運転できる免許なんです。

道路交通法では、運転免許を「第一種運転免許」「第二種運転免許」「仮運転免許」の3つに分けています。普段「免許」と呼んでいるのは第一種のほうですね。

仮免について、最初に知っておきたいことを表にしました。数字はすべて法令や警察の案内にある値です。

項目内容根拠
正式な名前仮運転免許(普通車なら普通自動車仮免許)道路交通法
種類大型・中型・準中型・普通の4種類道路交通法
受けられる年齢普通仮免許は17歳6か月から道路交通法(令和8年4月1日施行)
運転できる場面練習のため、または試験のためだけ道路交通法
有効期間適性試験を受けた日から6か月道路交通法
交付するところ都道府県の公安委員会道路交通法

原付やバイク(二輪)には仮免許がありません。『バイクの教習にも仮免があるのかな』と思った方は、バイク・原付に仮免はある?を読んでみてください。

年齢は、令和8年4月1日の改正で18歳から17歳6か月に引き下げられました。ただ、本免許の交付は今も18歳からなので、ここは混ぜないでおきましょう。

仮免のくわしい意味は仮免とは?仮運転免許でできること・取るまでの流れ、年齢の数え方は仮免は何歳から取れる?、種類の違いは仮免許の種類で紹介しています。

仮免までの流れは?入校から仮免許証まで

指定教習所で仮免許を取るまで
  1. 第一段階の技能教習と学科(一)を受ける
  2. 第一段階の最後の確認(みきわめ)で良好をもらう
  3. 教習所の中のコースで修了検定を受けて合格する
  4. 修了証明書をもらい、3か月以内に仮免の学科試験と適性試験に合格する
  5. 仮免許証が交付され、第二段階(路上)へ進む

『いま自分はどのあたりにいるんだろう?』と迷ったら、この順番で見てみてください。指定教習所に通う人は、多くがこの流れで仮免を取っています。

指定教習所に入校してから仮免許証を受け取り、第二段階に進むまでの流れを示した図解

施行規則では、第一段階の技能教習はAT・MTとも12時限、学科(一)は10時限です。1時限は50分で、技能は習得の様子によって延長されることがあります。

第一段階で決まっていること中身根拠
技能教習の時限数AT・MTとも12時限道路交通法施行規則
学科(一)の時限数10時限道路交通法施行規則
1日に受けられる技能2時限まで道路交通法施行規則
教習を終える期限普通免許は9か月以内に修了道路交通法施行規則

MTの時限数は、令和7年4月1日施行の改正後の数字です。今はAT車を基本に教習して、クラッチやギアの操作に関わる部分だけをMT車で行う方式になっています。

1日2時限までなので、技能12時限だけでも少なくとも6日分は通う計算です。実際は学科や検定日が加わるので、仮免までの期間は通い方と教習所の混み具合で大きく変わります。

第一段階の中身は教習所の第一段階とは?、時限数は仮免までに何時間乗る?、日数の見通しは仮免までの期間はどのくらい?にまとめました。みきわめについては仮免前のみきわめとは?で紹介しています。

予約が取れずに止まってしまう時は

実は、仮免までの進み具合を一番左右するのは「予約の取りやすさ」なんです。文部科学省と警察庁の事務連絡でも、指定教習所は例年1月から3月が混み合い、予約が取りにくくなるとされています。

「仮免まで、いつ頃に進めそうですか?」
「平日の夕方なら比較的空いていますよ」

入校前にこんなふうに聞いておくと、見通しがぐっと立てやすくなります。通学で地元の教習所に通うのも立派な選び方ですし、まとまった休みが取れる人は合宿免許も選択肢に入ります。

仮免までの進み方を見直したい方や、まとめて取りたい方は、合宿免許や教習所の探し方も知っておくと選べる道が広がりますよ。

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仮免からの進め方を見直すなら、教習所・合宿免許の探し方も

通いやすさや予約の取りやすさ、まとまった休みで集中して取る合宿免許など、教習所の選び方はいくつかあります。地域や日程から教習所を探して、自分に合う通い方を比べてみてください。

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仮免試験の基本|学科試験と技能(修了検定)

仮免試験は3つでできている

仮免許の試験は「適性」「技能」「学科」の3つです。教習所に通う人は、技能を教習所の修了検定で済ませ、適性と学科を受けて仮免許を受け取ります。

『学科と技能、どっちが難しいの?』と気になりますよね。まずは、それぞれの合格ラインを並べてみます。

仮免の学科試験・技能(修了検定)・適性試験の合格の目安を並べた図解
試験中身合格の目安
学科試験文章問題50問の〇×式(正誤式)、30分。イラスト問題はなし9割以上(50問中45問以上の正解)
技能(修了検定)教習所の中のコースを走る。100点からの減点式AT限定は70点以上。MTはAT車の項目70点以上とMT車の項目60点以上
適性試験視力・色の見分け・聴力・運動能力視力は両眼で0.7以上、かつ片眼それぞれ0.3以上(眼鏡やコンタクト可)

数字は道路交通法施行規則と、警察庁の通達によるものです。仮免の学科は、警察庁が作る「交通の方法に関する教則」の範囲から出題されます。

学科試験で押さえたいこと

仮免の学科は50問で、1問1点です。45問以上の正解で合格なので、落とせるのは5問までと考えておきましょう。

出題が多いのは、教則の第5章「自動車や一般原動機付自転車の運転の方法」です。警察庁の出題基準では、仮免の50問のうち33問がこの章から出ることになっています。

問題数や当日の流れは仮免の学科試験とは?、勉強の進め方は仮免学科の勉強方法、よく出る数字は仮免学科の数字の覚え方で紹介しています。

修了検定(技能)で押さえたいこと

修了検定は、仮免許の技能試験と同じ基準で行われます。採点は乗車する時から降りる時までで、安全確認や合図のし忘れなどで点数が引かれていく仕組みです。

ここが大事なところです。一時停止の場所で止まらない、信号無視、脱輪して大きく走ってしまう、といった行為は減点ではなく、その場で検定中止になります。

修了検定の前に見直したいこと
  • 乗る前に車の前後と下を確かめているか
  • 発進の前に合図をして、目で後ろを確かめているか
  • 一時停止は停止線の直前で止まれているか
  • 脱輪した時は止まって、落ちる前の地点まで戻れるか

検定の中身は仮免の修了検定とは?、点数の引かれ方は仮免の減点項目一覧、検定中止の行為は仮免の一発アウトにまとめました。試験全体の話は仮免試験とは?で読めます。

落ちても、やり直しはできる

修了検定に落ちた時は、1時限以上の補習を受けてから次の検定を受けられます。落ちたからといって、そこで終わりではないので安心してください。

気持ちの立て直し方と次の動き方は、仮免に落ちたらどうなる?で紹介しています。

仮免での路上練習の条件|一人では運転できない

一人で運転するのは違反です

同乗者を乗せずに仮免許で運転すると「仮免許運転違反」になり、基礎点数は12点です。仮免許の取消しの基準にも当たります。近所だから、少しの距離だから、という理由でも一人では運転しないでください。

『仮免を取ったら、家の車で練習していいの?』という方も多いですよね。結論から言うと、練習のためなら、条件を満たせば公道で練習できます。

道路交通法で決まっている条件は、次の3つです。

条件中身
目的練習のため(買い物や送り迎えなど練習以外の運転はできない)
同乗者その車を運転できる第一種免許を通算3年以上持つ人などを助手席に乗せ、その指導の下で運転する
標識車の前と後ろに「仮免許練習中」の標識を、地上0.4メートル以上1.2メートル以下の位置に付ける

同乗者には、第二種免許を持つ人(21歳未満の人を除く)もなれます。免許を取ってから3年たっていない兄や姉は、隣に乗っても条件を満たさない点に気をつけましょう。

熊本県警察は、仮免許での高速道路の運転は禁止と案内しています。練習は一般道だけにしておくと安心です。

運転のルールは仮免で運転する条件、同乗者は仮免許の同乗者の条件、標識は仮免許練習中の標識とは?でくわしく紹介しています。

家族が隣に乗る前に確かめたいこと

家の車で練習するなら、自動車保険の「運転者の年齢条件」や「運転者の限定」も見ておきましょう。条件によっては、練習する本人が補償の範囲に入らないことがあるからです。

保険の確認は仮免許で路上練習する時の保険、練習の進め方は仮免で路上練習するには、隣に乗る親御さん向けの話は仮免の子どもの路上練習に付き合う親へにまとめました。

仮免の期限と手続き|数え始めの日に注意

期限は「何の日から数えるか」で混乱しやすい

仮免許の有効期間は、交付日ではなく適性試験を受けた日から6か月です。修了証明書や教習期限など、ほかの期限とは数え始めが違います。

仮免のまわりには、長さも数え始めも違う期限がいくつもあります。並べてみると、こうなります。

期限長さ数え始め
指定教習所の教習9か月以内に修了教習所の案内で確かめる
修了証明書(仮免の技能試験の免除)3か月修了検定を受けた日
仮免許の有効期間6か月仮免の適性試験を受けた日
卒業証明書(本免の技能試験の免除)1年卒業検定を受けた日

法令を見る限り、仮免許の有効期間を延長したり更新したりする決まりは見当たりません。予定が詰まりそうな時は、早めに教習所に相談しておきましょう。

期限の数え方は仮免の有効期限は何か月?、切れてしまった時は仮免許が期限切れになったらで紹介しています。

仮免許証の手続きと手数料の例

仮免許証には顔写真が表示されます。運転する時は携帯する義務があり、本免許を受ける時に返納します。

手数料は都道府県で違います。例として、香川県と長野県では教習所の修了者の仮免は受験手数料1,800円・交付手数料1,100円、警視庁では仮免許証の再交付が1,050円です。

試験場で直接受ける一発試験の場合、警視庁・大阪府・埼玉県では受験料・試験車使用料・交付料を合わせて5,800円です。お住まいの都道府県の案内で確かめてみてください。

仮免許証そのものは仮免許証とは?、なくした時は仮免許証をなくした時の再発行、返す流れは仮免許証の返納とは?で読めます。お金の全体像は仮免の料金はいくら?、一発試験は仮免許の一発試験にまとめました。

教習所・合宿免許の選び方

教習所を選ぶ前に確かめたいこと
  • 公安委員会の指定を受けた教習所かどうか
  • 免許を取るまでにどのくらいの期間がかかるか
  • 技能教習の予約がどのくらい取りやすいか
  • 追加の料金がかかる場合があるか
  • 解約する時の条件はどうなっているか

この5つは、国民生活センターが教習所を選ぶ時に確かめるよう呼びかけている点をもとにしています。指定を受けていない教習所では、試験場での技能試験が免除されない点も知っておきたいところです。

『安いところでいいかな』と料金だけで決めたくなる気持ちも分かります。ただ、東京都消費生活総合センターも、料金だけで判断せず予約の取りやすさや解約条件まで見るよう注意しています。

通学と合宿で、教習の時限数や1日の上限、教習期限の決まりは変わりません。違うのは、日程を自分で組むか、教習所が組んだ日程に沿って進むかです。

通学
  • 自分の予定に合わせて予約を入れられる
  • 学校や仕事と並行して進められる
  • 混む時期は予約が取りにくいことがある
合宿免許
  • 教習所が組んだ日程に沿ってまとめて進む
  • まとまった休みを空ける必要がある
  • 申し込む時期で空きが変わる

比べ方は仮免までスムーズに進む教習所の選び方と通学と合宿免許の違いにまとめています。仮免を持って合宿に行く話は仮免から合宿免許に行ける?、仮免許を持って入る仕組みは仮免入所とは?で紹介しています。

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法令の条文や、警察・業界団体の案内へのリンクです。手数料や受付時間は都道府県で違うので、お住まいの地域の案内もあわせて見てみてください。

よくある質問

仮免とは何ですか?

道路交通法の「仮運転免許」のことです。本免許を取る前に、練習や試験のためだけに運転できる免許で、種類は大型・中型・準中型・普通の4つです。

仮免の学科試験は何問で、何点取れば合格ですか?

文章問題50問の〇×式で、時間は30分です。9割以上、つまり50問中45問以上の正解で合格になります。

修了検定は何点で合格ですか?

100点からの減点式で、AT限定は70点以上です。MTはAT車の項目で70点以上、MT車の項目で60点以上が必要です。

仮免を取ったら一人で運転してもいいですか?

できません。練習の時は条件を満たす同乗者を助手席に乗せ、前後に標識を付ける必要があります。一人での運転は仮免許運転違反で、基礎点数は12点です。

仮免許の有効期限はいつまでですか?

道路交通法では、仮免の適性試験を受けた日から6か月です。交付日から数えるのではない点に気をつけてください。

まとめ

仮免について押さえておきたいこと
  • 仮免は、練習と試験のためだけに運転できる「仮運転免許」
  • 普通仮免許は17歳6か月から受けられ、本免許の交付は18歳から
  • 学科は50問中45問以上、修了検定はAT限定なら70点以上で合格
  • 路上練習は同乗者と前後の標識が条件で、一人では運転しない
  • 有効期間は適性試験を受けた日から6か月
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仮免ドットコム 編集部

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