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大型トラックやバスの免許を目指していて、『大型にも仮免があるの?普通の仮免とどこが違うの?』と気になっていませんか。普通免許の時の記憶をたどっても、ピンとこないですよね。
結論から言うと、大型仮免許とは、大型免許を持たない人が大型自動車を練習や試験で運転するための仮免許です。受けられるのは21歳からで、条件を満たす人は19歳から受けられます。
この記事では、大型仮免を普通仮免と並べて、受験資格・試験・練習の条件の違いと、取るまでの順番をお伝えしますね。
大型仮免許とは?
大型仮免許は、道路交通法で決められた4種類の仮免許のうち、いちばん上の種類です。大型・中型・準中型・普通自動車を、練習や試験のために運転できます。
道路交通法では、仮免許は「大型自動車仮免許」「中型自動車仮免許」「準中型自動車仮免許」「普通自動車仮免許」の4種類と決められています。大型自動車仮免許を略したのが大型仮免許です。
大型自動車を運転できる免許を持たずに、練習や試験で大型車を運転する時に必要になります。教習所の技能検定で運転する時も同じです。
大型仮免許で運転できる車
仮免許は、上の種類ほど運転できる車の幅が広くなります。
| 仮免許の種類 | 練習・試験で運転できる車 |
|---|---|
| 大型仮免許 | 大型・中型・準中型・普通自動車 |
| 中型仮免許 | 中型・準中型・普通自動車 |
| 準中型仮免許 | 準中型・普通自動車 |
| 普通仮免許 | 普通自動車 |
『大型の仮免があれば、何でも運転していいの?』と思うかもしれません。あくまで練習か試験の時だけで、普段の運転や仕事の運転には使えません。
さらに道路交通法では、仮免許でお客さんを乗せる旅客運送の目的の運転はできないとされています。仮免許の全体像は仮免許の種類で紹介しています。
受験資格・試験・練習の条件を普通仮免と比べる
大型仮免と普通仮免は、受けられる年齢、視力の基準、練習の時に隣に乗る人の条件が違います。仮免の有効期間が6か月であることや、標識を付けることは同じです。
ここからは、大型仮免を普通仮免と3つの軸で並べてみますね。
| 比べる軸 | 普通仮免許 | 大型仮免許 |
|---|---|---|
| 受けられる年齢 | 17歳6か月から | 21歳から(政令で定める人は19歳から) |
| 視力の基準 | 両眼0.7以上・一眼0.3以上 | 大型・中型・準中型の仮免と同じ区分(準中型の例で両眼0.8以上・一眼0.5以上) |
| 深視力の検査 | なし | あり |
| 試験の種類 | 適性・学科・技能 | 適性・学科・技能 |
| 練習で隣に乗る人 | 普通車を運転できる免許を通算3年以上 | 大型車を運転できる免許を通算3年以上 |
| 有効期間 | 適性試験の日から6か月 | 適性試験の日から6か月 |

受験資格:21歳と19歳の特例
道路交通法では「大型仮免許にあつては二十一歳(政令で定める者にあつては、十九歳)」に満たない人には仮免許を与えないと定めています。
19歳から受けられる「政令で定める者」は、自衛官や、公安委員会が指定した課程で適性に関する教習を終えた人などです。この教習は、いわゆる若年者講習と呼ばれるものです。
大型免許は、年齢のほかにも受けるための条件が決まっている場合があります。自分が対象になるかは、試験場や教習所の案内で先に確かめておきましょう。
試験の中身:適性・学科・技能
運転免許試験は「適性」「技能」「知識」について行うと道路交通法で決まっています。大型仮免許も、この3つの試験で受けます。
適性試験では視力のほか、奥行きを見る深視力の検査があります。深視力の検査は、大型・中型・準中型の免許と仮免許などが対象で、普通仮免許にはありません。
学科試験は、警察庁の通達で仮免は文章問題50問・30分、9割以上で合格とされています。技能試験は100点からの減点式で、合格点は免許の種類ごとに決まっています。
『普通免許の時と同じコースを走るの?』と気になりますよね。大型の試験の課題や距離は試験場の案内で確かめてみてください。
練習の条件:隣に乗る人のハードルが高い
仮免で練習する時は、その車を運転できる第一種免許を通算3年以上持っている人を助手席に乗せ、その指導を受けながら運転します。第二種免許の人なら、21歳以上であることも条件です。
大型仮免の場合、隣に乗る人は大型車を運転できる免許を持っている必要があります。普通仮免のように、家族に頼めばすぐ練習できるとは限らないんです。
標識と練習する場所も普通仮免と同じルール
練習で運転する時は、車の前面と後面に仮免許練習中の標識を付けます。道路交通法施行規則では、標識は地上0.4メートル以上1.2メートル以下の、前や後ろから見やすい位置に付けると決められています。
広島県警察は、標識は白地に黒文字で縦17cm以上・横30cm以上、前面ガラスには付けないと案内しています。大型車は車体が高いので、付ける高さを特に意識しておきたいですよね。
練習する道にも決まりがあります。本免の受験に必要な仮免での路上練習は、高速自動車国道と自動車専用道路以外の道路で行うと規則で定められていて、熊本県警察も高速道路の運転は禁止と案内しています。
| 練習の決まり | 大型仮免でも同じ内容 |
|---|---|
| 標識 | 前面と後面に、地上0.4メートル以上1.2メートル以下 |
| 練習する道 | 高速道路と自動車専用道路以外の道 |
| 仮免許証 | 運転する時は携帯する |
| 目的 | 練習か試験の時だけ |
道路交通法施行令では、同乗者を乗せずに仮免で運転すると「仮免許運転違反」として基礎点数が12点とされています。仮免許の取り消しの基準にも当たるので、ここは守り抜きましょう。
練習の条件は仮免許で運転する条件でも詳しく紹介しています。
大型仮免許を取るまでの順番
大型仮免許は、指定教習所に通って取る方法と、試験場で直接受ける方法があります。教習所なら、修了検定に受かると仮免の技能試験が免除されます。
取るまでの流れを、教習所に通う場合で並べてみますね。
- 年齢などの受験資格を満たしているか確かめる
- 指定教習所で基本操作と基本走行の教習、学科の教習を受ける
- 教習の確認(みきわめ)で良好をもらう
- 修了検定に合格して修了証明書をもらう
- 3か月以内に、適性試験と仮免の学科試験に合格する
- 大型仮免許を受けて、路上の教習に進む
修了証明書は、修了検定を受けた日から3か月の間、仮免の技能試験を免除してもらうための書類です。この期間を過ぎると免除が受けられなくなるので、学科試験の予定は早めに立てておきましょう。

教習所に通う時の期限
道路交通法施行規則では、大型・中型・準中型・普通の免許の教習は、9か月以内に終えるよう決められています。仕事をしながら通う人は、通える日を先に書き出しておくと安心です。
試験場で直接受ける流れは仮免の一発試験で紹介しています。
仮免を取ったあとの路上の進め方
大型仮免を受けたら、6か月の有効期間の中で路上の教習や練習を進めます。期限が切れると練習も検定も受けられなくなるので、仮免の期限は手帳に書いておきましょう。
大型仮免で一人で運転すること、標識を付けずに練習すること、仕事の運転に使うことは違反です。仮免で運転できるのは、条件を守った練習と試験の時だけです。
教習所の探し方
大型免許の教習を受けられるか、予約が取りやすいか、追加料金の条件は何かを、入所前に確かめておくと安心です。早くまとめて取りたい人には、合宿免許という選び方もあります。
通学でも合宿でも、仮免までの進み方を比べてから選ぶと、仕事の予定と合わせやすくなりますよ。
教習所・合宿免許さがし(PR)
仮免からの進め方を見直すなら、教習所・合宿免許の探し方も
通いやすさや予約の取りやすさ、まとまった休みで集中して取る合宿免許など、教習所の選び方はいくつかあります。地域や日程から教習所を探して、自分に合う通い方を比べてみてください。
無料教習所・合宿免許を探す教習の内容・料金・日程は各教習所の案内でご確認ください。
試験場で大型仮免を取った人の進め方
試験場で大型仮免を取った人は、路上練習の車と同乗者をそろえるのが難しいことがあります。その時は、仮免を持って教習所に入る方法が使えるか確かめてみましょう。
道路交通法施行規則では、大型・中型・準中型・普通の仮免許を持っている人の教習について、第一段階にあたる基本操作と基本走行、学科(一)を行わないことができるとされています。
これが、いわゆる仮免入所の仕組みです。教習所なら車と指導員がそろっているので、路上の教習から始められる場合があります。
- 教習所が大型の仮免入所を受け付けているか
- 自分の仮免の有効期間がどのくらい残っているか
- 入所してから卒業検定までの教習の内容
- 料金と、追加の教習が必要になった時の扱い
仮免入所の詳しい仕組みは仮免入所とは?で紹介しています。
知恵袋でよくある相談:大型仮免許
Yahoo!知恵袋にも、大型仮免許についての相談が寄せられています。読まれている質問から3つ選び、要点をまとめて答えますね。
試験場で仮免を取ったあと、路上練習の車と指導者の確保に悩んでいるという相談です。
大型の路上練習には、大型車と、大型車を運転できる免許を通算3年以上持つ同乗者が必要です。そのうえで、車の前と後ろに標識を付けます。
『知り合いに大型ドライバーがいるから大丈夫』という方も、念のため確かめておきたいことがあります。道路交通法では、免許の効力が停止されている人は同乗者になれず、停止の期間は3年の計算にも入りません。
身近にそろわない時は、仮免入所を受け付けている教習所を探す方法があります。
大型仮免許を試験場で取り、仮免入所できる教習所を探しているという相談です。
仮免入所は、規則で教習所が第一段階の教習を行わないことが「できる」とされている仕組みです。受け入れるかどうかは教習所が決めるので、問い合わせて確かめるのが近道です。
問い合わせる時は、「大型仮免許を持っていて、有効期間はいつまで」と伝えると話が早いですよ。
大型の修了検定を金曜の午前に受けて合格したら、翌日の土曜から路上の教習を受けられるか、という相談です。
修了検定に受かっただけでは、まだ路上には出られません。適性試験と仮免の学科試験に合格して、大型仮免許を受けてから路上の教習に進みます。
学科試験をいつ受けられるか、仮免がいつ交付されるかは、教習所や都道府県で違います。教習所の受付で予定を聞いておきましょう。
よくある質問
大型仮免許は何歳から受けられますか?
21歳からです。自衛官や、公安委員会が指定した適性の教習を終えた人などは19歳から受けられます。
大型仮免許で普通車を運転できますか?
練習や試験のためなら、大型・中型・準中型・普通自動車を運転できます。普段の運転や仕事の運転には使えません。
大型仮免で練習する時、隣に乗れるのは誰ですか?
大型車を運転できる第一種免許を通算3年以上持っている人などです。第二種免許の人は21歳以上であることも条件です。
大型仮免で高速道路を練習できますか?
本免の受験に必要な路上練習は、高速自動車国道と自動車専用道路以外の道で行うと規則で決まっています。熊本県警察なども高速道路の運転は禁止と案内しています。
大型仮免許の有効期限はどのくらいですか?
普通仮免と同じく、適性試験を受けた日から6か月です。期限の数え方は仮免の有効期限の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
- 大型仮免許は4種類の仮免のうちいちばん上で、大型から普通までを練習・試験で運転できる
- 受けられるのは21歳からで、自衛官や若年者講習を終えた人などは19歳から
- 適性試験に深視力の検査があり、視力の基準も普通仮免より厳しい
- 練習の同乗者は、大型車を運転できる免許を通算3年以上持つ人
- 試験場で取った人は、仮免入所が使えるかを教習所に確かめる





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