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仮免の学科試験の結果を見て、名前がなかった時のショックは大きいですよね。『技能は受かったのに、また全部やり直し?』『もう受かる気がしない…』と落ち込んでいる方もいるはずです。
結論から言うと、修了検定に合格していれば、修了検定の日から3か月以内に学科試験に受かれば、技能をやり直さずに仮免許を受けられます。落ちた理由を見つけて直せば、次は十分に間に合うんです。
この記事を読めば、仮免の学科に落ちた後の流れと、次の受験までにやることが分かります。
仮免の学科に落ちたら、どうなる?
修了検定に合格すると、教習所から修了証明書が出ます。道路交通法では、修了検定を受けた日から3か月以内なら仮免の技能試験が免除されるので、その間は学科試験を受け直せば大丈夫です。
まずは、落ちた後の流れを落ち着いて確かめておきましょう。教習所に通っている人の場合、仮免許は「修了検定に合格」と「仮免の学科試験・適性試験に合格」の2つがそろって受けられます。
| 合格したもの | 落ちたもの | 次にやること |
|---|---|---|
| 修了検定(技能) | 仮免の学科試験 | 修了検定の日から3か月以内に学科試験を受け直す |
| 修了検定(技能)と学科試験 | なし | 仮免許の交付を受けて第二段階へ |
| なし | 修了検定(技能) | 1時限以上の技能教習(補習)を受けてから再検定 |
技能はやり直さなくていい
修了証明書は、仮免許を受けて運転できる程度の技能と知識に達したことを、教習所が証明する書類です。道路交通法では、この修了証明書を持っていて、検定を受けた日から3か月を過ぎていない人は、仮免の技能試験が免除されます。
つまり、学科に落ちても、修了検定の合格が無駄になるわけではないんです。
3か月の期限には気をつけて
ただ、この免除には3か月の期限があります。3か月を過ぎると技能試験の免除が受けられなくなるので、学科の再受験は早めに予定を組んでおきましょう。
期限が近づいている時の扱いや、再受験の日程・費用は、教習所や都道府県によって違います。通っている教習所の受付で確かめてみてください。
落ちた日にやっておきたいこと
落ちた直後は気持ちが沈みますが、その日のうちにやっておくと後が楽になることがあります。
- 次に学科試験を受けられる日を教習所で確かめる
- 修了検定を受けた日をメモし、3か月の期限の日を数えておく
- 試験で迷った問題や、自信がなかった問題を思い出して書き出す
- 再受験に持っていく物や手続きを確かめる
特に、試験で迷った問題は時間がたつと忘れてしまいます。覚えているうちに書き出しておくと、次の勉強の一番の材料になりますよ。
道路交通法施行規則では、修了検定に落ちた人は1時限以上の技能教習を受けた後でなければ、次の修了検定を受けられません。技能の検定に落ちた時の流れは仮免に落ちたらどうなる?で紹介しています。
仮免の学科で落ちる理由を3つに分けてみる
仮免の学科は50問中45問以上の正解が必要で、6問間違えると届きません。落ちる理由は大きく「時間配分」「読み違い」「暗記不足」の3つに分けられ、どれが原因かで直し方が変わります。
仮免の学科試験は、文章問題50問を〇×で答え、30分で9割以上を取れば合格です。逆に言えば、6問間違えると不合格になってしまいます。
『勉強したのに、なんで落ちたんだろう…』と思いますよね。まずは、自分の落ち方がどれに近いかを見てみましょう。
| 落ちた理由 | 試験中に起きていたこと | よくあるサイン |
|---|---|---|
| 時間配分 | 迷う問題で止まり、最後のほうが急ぎ足になった | 後半の問題で間違いが多い。見直しの時間がなかった |
| 読み違い | 問題文の一語を読み落とした | 練習では解けるのに、本番で点が下がる |
| 暗記不足 | 標識や数字、決まりそのものを覚えていなかった | 練習問題でも点が安定しない |

時間配分で落ちた時
30分で50問なので、1問あたり30秒あまりです。1問で迷い続けると、後半の問題を読む時間が足りなくなります。
迷った問題には印をつけて先へ進み、最後にまとめて戻る流れを、家で練習しておきましょう。
| 試験の中の時間 | やること |
|---|---|
| はじめのひと通り | 迷わない問題から答えていく。迷ったら印をつけて次へ |
| 印をつけた問題 | 文を最初から読み直し、答えを変える言葉を探す |
| 最後の見直し | マークのずれや塗り忘れがないかを確かめる |
最初に選んだ答えを、見直しで何となく変えて間違えることもあります。「この言葉があるから」と理由を言える時だけ変える、と決めておきましょう。
読み違いで落ちた時
練習では合格ラインに届くのに、本番で届かない人は、読み違いが原因のことが多いです。〇×の問題は、文の中の一語で答えが変わるように作られていることがよくあります。
例えば、「徐行」と「一時停止」、「してもよい」と「しなければならない」の違いです。こうした言葉を読み落とすと、知っている問題でも間違えてしまいます。
| 取り違えやすい言葉 | 気をつけたいこと |
|---|---|
| 「徐行」と「一時停止」 | 徐行はすぐ止まれる速さで進むこと。一時停止は止まること |
| 「してもよい」と「しなければならない」 | 許されているのか、義務なのかで答えが変わる |
| 「以上」と「以下」、「手前」と「前」 | 数字の問題で、数字は合っていても言葉で×になる |
| 主語が「車」か「歩行者」か「自転車」か | 同じ場面でも、誰の決まりかで答えが変わる |
| 「どんな時でも」「いつでも」 | 言い切りの言葉は、例外がないかを考える |
読み違いが多い人は、問題文を読む時に、この表の言葉を指でなぞるくらいゆっくり読む練習をしてみてください。
暗記不足で落ちた時
練習問題でも点が安定しないなら、まだ覚えきれていない範囲があります。仮免の学科は、教則の第5章「運転の方法」から33問、第1章「共通の心得」から12問が出るので、ここを優先して固めましょう。
ちなみに、警察庁の出題基準では、駐車と停車、乗車と積載などの節は仮免の出題範囲から外れています。ここに時間を使いすぎていないかも見直してみてください。
覚え直す時は、範囲を「標識」「数字」「運転の決まり」の3つの山に分けると進めやすくなります。
標識は形と色で、数字は何の数字かとセットで、運転の決まりは理由で覚えるのがコツです。数字の覚え方は仮免学科の数字の覚え方で紹介しています。
教本は「間違えた所から」読み直す
暗記不足の時に、教本を最初から全部読み直そうとすると時間が足りなくなります。間違えた問題の答えが、教本のどこに書いてあるかを探すところから始めてみてください。
探したページの前後も少し読むと、関係する決まりがまとめて目に入ります。例えば合図の問題で間違えたら、合図の時期の表を丸ごと見直す、という具合です。
『教本を読んでも頭に入らない』という方は、読んだ後に「今のページで一番大事な1文」を声に出してみましょう。それだけでも、ただ目で追うより記憶に残りやすくなりますよ。
次の受験までの日数別にやること
次の受験まで日がない時は、間違いの多い所だけに絞ります。日数がある時は、3つの理由のうち自分に当てはまる所を順番に直していきましょう。
次の受験日がいつになるかで、できることは変わります。ここでは、日数別にやることを表にしました。
| 次の受験まで | 優先してやること | やらなくていいこと |
|---|---|---|
| 翌日 | 第5章と第1章の問題を解き、間違えた問題の理由だけ確かめる | 教本を最初から読み直すこと |
| 2〜3日 | 1日目に間違いの洗い出し、2日目に弱い山の解き直し、3日目に本番の形で解く | 新しい問題集に手を広げること |
| 1週間ほど | 弱い山を1つずつ固め、本番の形(50問・30分)で何回か解く | 出題範囲外の節を覚えること |

翌日に受け直す場合
『明日また受けるのに、何をすればいいの?』と焦りますよね。こんな時は、新しいことを覚えるより、今まで間違えた問題を直すことに時間を使いましょう。
- これまで間違えた問題を集める
- 答えを変えた言葉に線を引く
- 第5章と第1章の問題を中心に解き直す
- 数字の問題は、何の数字かとセットで声に出す
- 早めに寝て、朝は印の問題だけ見直す
1週間ほどある場合
2〜3日ある場合
2〜3日あれば、間違いの洗い出しから本番の練習まで一通りできます。1日目は本番の形で解いて、間違えた問題を3つの理由に分けましょう。
2日目は、一番多かった理由に合わせて直します。3日目にもう一度本番の形で解き、前より間違いが減っているかを確かめてください。
日数があるなら、落ちた理由に合わせて直していけます。暗記不足なら範囲を山ごとに固め、読み違いなら間違えた問題の言葉に線を引く練習、時間配分なら30分で解く練習を増やしましょう。
勉強の進め方全体は仮免学科の勉強方法でくわしく紹介しています。
受け直す当日の過ごし方
当日は、新しい問題に手を出すより、これまでの間違いを見直す時間にしましょう。前回と同じ失敗をしないための確認が一番効きます。
- 朝は印をつけた問題だけを見直す
- 試験の前に、取り違えやすい言葉の表をもう一度見る
- 試験中は迷った問題に印をつけて先へ進む
- 最後の見直しで、マークのずれや塗り忘れを確かめる
『また落ちたらどうしよう』と考え始めたら、目の前の1問だけに集中してみてください。1問ずつ丁寧に読むことが、結局は一番の近道です。
観点を変えて:「受かる気がしない」時は、間違いを数える
仮免の学科に受かる気がしない時ほど、間違えた問題を数えてみてください。漠然とした不安が「あと何問、どこを直せばいいか」に変わると、気持ちも前を向きます。
何度も落ちると、『自分には向いていないのかも』と思ってしまいますよね。でも、学科は覚え方と読み方で点が変わる試験なので、ここでの結果だけで向き不向きは決まりません。
おすすめは、不安を数字にすることです。練習問題を本番の形で解いて、間違えた問題を3つの理由のどれかに分けて数えてみましょう。
- 間違えた問題の数(あと何問で45問に届くか)
- 間違えたのは前半か後半か
- 標識・数字・運転の決まりのどこに多いか
- 知らなかったのか、読み落としたのか
例えば、こんなふうに声をかけ合うのも一つの方法です。
「全然受かる気がしないんだけど」
「あと何問で合格ライン?どこで間違えてるか、一緒に数えてみようよ」
数えてみると、「標識で3問、読み違いで3問」のように、直す所が見えてきます。そこさえ直せば届く、と分かるだけで気持ちが楽になりますよ。
気持ちが沈んだ時の立て直し方
落ちた直後は、何も手につかないこともありますよね。そんな日は無理に長く勉強しなくても大丈夫です。
その代わり、「今日は迷った問題を書き出すだけ」「明日は標識の問題を解くだけ」と、小さな目標を1つだけ決めてみてください。小さな「できた」を重ねるうちに、受かる気がしない気持ちも少しずつ薄れていきます。

練習問題の使い方を変えてみる
同じ練習問題を何周も解くと、問題文を読まずに見覚えで答えるくせがつくことがあります。間違えた問題だけを集めて、答えを変えた言葉を説明できるか試してみてください。
練習問題の復習法は仮免の練習問題の使い方で紹介しています。
よくある相談:仮免の学科に落ちた人へ
「学科だけ受け直せばいい?」「練習では取れるのに本番で届かない」「見たことのない問題が出た」という相談が多く見られます。どれも、落ちた理由に合わせた直し方で前に進めます。
Q&Aサイトで、仮免の学科に落ちた人の相談を要約して、答えていきます。
学科だけ落ちたら、技能ももう一度やる?
この相談がとても多く見られます。修了検定に合格していれば、修了検定の日から3か月以内は仮免の技能試験が免除されるので、受け直すのは学科試験です。
ただ、再受験の日程や手続きは教習所ごとに違います。次にいつ受けられるか、何を持っていけばいいかを、教習所の受付で確かめておきましょう。
練習では合格点を取れるのに、本番で届かない
練習で取れているなら、知識はかなり身についています。本番で届かない原因は、緊張による読み違いか、時間配分のどちらかであることが多いです。
本番と同じ30分で50問を解く練習をして、後半に間違いが集まっていないかを見てみてください。後半に多ければ、迷う問題を後回しにする練習が効きます。
前半から間違いが散らばっている場合は、読み違いを疑ってみましょう。間違えた問題の文を声に出して読むと、読み飛ばしていた言葉に気づきやすくなります。
問題集にない、初めて見る問題が出た
『問題集になかったのに…』と戸惑う気持ち、よく分かります。試験問題は教則の範囲から作られるので、問題集と同じ文が出るとは限りません。
答えだけを覚えるのではなく、「なぜその答えになるのか」を理由で覚えておくと、初めて見る言い方の問題にも対応しやすくなります。
初めて見る問題が出た時は、知っている決まりのどれに近いかを考えてみてください。
例えば「歩行者がいる横断歩道の近く」なら、歩行者を守る決まりを思い出せば、答えの方向が見えてきます。ひっかけの形は仮免のひっかけ問題で紹介しています。
自分だけ落ちて恥ずかしい
同じ日に受けた人の中で自分だけ落ちると、つらいですよね。でも、学科に一度で受からない人は珍しくありません。
周りの人は、あなたの結果をそれほど気にしていないものです。次の受験に向けて、間違いを直すことだけに目を向けましょう。
落ちた後に教習所の人から話をされた
結果の後に、教習所の人から勉強のことで話をされて、きつく感じたという相談もあります。驚きますし、落ち込みますよね。
教習所の人は、次の受験に向けてどこを直せばいいかを伝えようとしてくれている場合もあります。言われたことをメモしておき、分からない所は「どの範囲を見直せばいいですか」と具体的に聞いてみると、次の勉強に生かせます。
次の受験に向けて、教習の予定も見直そう
学科の再受験と並行して、第二段階に進んだ後の予定も考えておくと、仮免を取った後がスムーズです。教習所の予約の取りやすさも、今のうちに確かめておきましょう。
仮免許を受けたら、第二段階の教習が始まります。仮免許の有効期間は、適性試験を受けた日から6か月です。
学科の再受験で予定がずれた分、第二段階をどう進めるかも考えておきたいところです。施行規則では、第二段階の技能教習はAT19時限・MT23時限、学科(二)は16時限です。
教習の予定を詰めて進めたい人や、これから教習所を選び直したい人は、通学と合宿免許の違いや教習所の探し方も知っておくと、選択肢が広がります。
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通学のまま進める場合も、予約の取りやすい時間帯を選べば無理なく進められます。仮免全体の流れは仮免とは?で確かめておきましょう。
落ちたショックで勉強から離れてしまい、気づいたら修了証明書の期限が近づいていた、というケースです。落ちた日のうちに、次の受験日と期限を確かめておきましょう。
よくある質問
仮免の学科試験に落ちたら、修了検定もやり直しですか?
修了検定の日から3か月以内なら、仮免の技能試験は免除されるので、受け直すのは学科試験です。3か月を過ぎると免除が受けられなくなるので、早めに再受験の予定を組みましょう。
仮免の学科は何問間違えると落ちますか?
50問のうち45問以上の正解(9割以上)が合格の基準なので、6問以上間違えると不合格になります。
仮免の学科試験は何回でも受けられますか?
再受験の日程や手続きは教習所や都道府県によって違います。通っている教習所の案内で確かめてください。
学科に落ちた後、教習所で補習を受ける必要はありますか?
技能の修了検定に落ちた時は、施行規則で1時限以上の技能教習を受けてから再検定と決められています。学科試験に落ちた時の補習や効果測定の受け直しの扱いは教習所ごとに違うので、通っている教習所で確かめてください。
受かる気がしない時は、何から手をつければいいですか?
まず本番の形で問題を解き、間違えた問題を「時間配分」「読み違い」「暗記不足」のどれかに分けて数えてみましょう。直す所が分かると、次にやることがはっきりします。
まとめ
- 修了検定に合格していれば、検定の日から3か月以内は学科試験だけを受け直せばよい
- 仮免の学科は50問中45問以上の正解が必要で、6問間違えると届かない
- 落ちる理由は「時間配分」「読み違い」「暗記不足」の3つに分けて直す
- 次の受験までの日数に合わせて、やることを絞る
- 受かる気がしない時は、間違いを数えて直す所をはっきりさせる





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