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教習所に入校すると、技能教習と一緒に学科教習の予定も組むことになりますよね。『仮免までに学科は何時間受けるの?』『どの順番で受ければいいの?』と迷っている方も多いはずです。
結論から言うと、仮免までに受ける学科教習は第一段階の学科(法令上は「学科(一)」)の10時限です。これを全部受け終わらないと、修了検定に進めない決まりになっているんです。
この記事を読めば、第一段階の学科の中身と、効果測定・仮免の学科試験とのつながりが分かります。
仮免までに受ける学科教習は何時限?
道路交通法施行規則では、普通免許の学科教習は「学科(一)」10時限と「学科(二)」16時限の合計26時限です。仮免までに受けるのは、このうち学科(一)の10時限で、1時限は50分です。
教習所の学科教習は、道路交通法施行規則で時限数が決められています。普通免許を初めて取る人の場合は、次のとおりです。
| 区分 | 時限数 | 中身 | 受ける時期 |
|---|---|---|---|
| 学科(一) | 10時限 | 応用走行(第二段階)を行うために必要な知識 | 第一段階(仮免まで) |
| 学科(二) | 16時限 | 学科(一)以外の知識。応急救護処置の教習3時限を含む | 第二段階(仮免の後) |
| 合計 | 26時限 |
教習所では、学科(一)を「第一段階の学科」、学科(二)を「第二段階の学科」と呼ぶことが多いです。どちらも1時限は50分と決められています。
第一段階の技能教習との関係
第一段階では、学科と並行して技能教習も進みます。施行規則では、第一段階の技能教習(基本操作及び基本走行)はAT・MTとも12時限です。
| 第一段階で受けるもの | 時限数 | ポイント |
|---|---|---|
| 技能教習(基本操作及び基本走行) | 12時限 | 1日2時限まで。習得の様子で延長されることがある |
| 学科教習(学科(一)) | 10時限 | 全部を受け終えると修了検定に進める |
第一段階全体の流れは教習所の第一段階とは?で紹介しています。
第一段階の学科を受けないと、仮免に進めない
施行規則では、修了検定は「技能教習(基本操作及び基本走行)と学科(一)を修了した人」だけが受けられます。技能が順調でも、学科(一)が残っていると修了検定に進めないんです。
『技能のほうが先に終わりそう…』という時に、学科の残りが気になりますよね。実は、第一段階の学科は仮免に進むための条件になっています。
施行規則には、次のような順番が決められています。
- 第一段階の技能教習と学科(一)を受ける
- 第一段階の最後に、教習の効果の確認(教習所では「みきわめ」と呼ぶことが多い)を受ける
- 修了検定(教習所内のコースでの技能の検定)に合格する
- 修了検定から3か月以内に、仮免の学科試験と適性試験に合格する
- 仮免許が交付され、第二段階に進む

修了検定に合格するともらえる修了証明書は、検定を受けた日から3か月以内なら仮免の技能試験が免除されます。この間に仮免の学科試験に合格する、という流れです。
技能の予約ばかり取って、学科教習を後回しにしてしまうことです。学科(一)が残っていると、技能が仕上がっても修了検定に進めず、予定がずれてしまいます。
第二段階の技能にも学科(一)が関わる
施行規則では、第二段階の技能教習(応用走行)は、学科(一)を修了した人だけに行うとされています。仮免の後の路上教習に進むためにも、第一段階の学科は欠かせないんです。
観点を変えて:第一段階の学科を3つのまとまりで見る
第一段階の学科の中身は、仮免の学科試験の出題範囲とほぼ重なります。「運転者の心構え」「交通ルール」「標識」の3つのまとまりで見ると、どの授業が試験のどこにつながるかが分かりやすくなります。
学科(一)は「応用走行を行うために必要な知識」の教習です。どの時限で何を習うかの細かい順番は教習所によって違うので、時限表で確かめてください。
ここでは、仮免の学科試験の出題範囲(交通の方法に関する教則の章)とつなげて、3つのまとまりに分けてみました。
| まとまり | 教則で当たる所 | 仮免学科での問題数の目安 | 授業で意識したいこと |
|---|---|---|---|
| 運転者の心構え | 第1章の基本の心構え、第4章(運転する前の心得の一部) | 第1章12問の一部と第4章4問 | 「なぜそうするのか」をメモする |
| 交通ルール | 第5章 運転の方法(駐車と停車を除く)、第6章の一部 | 第5章33問と第6章1問 | 交差点・進路変更・合図の場面を思い浮かべる |
| 標識・信号 | 第1章の信号、標識・標示に従うこと | 第1章12問の一部 | 形と色で分けて覚える |

交通ルールのまとまりが一番大きい
仮免の学科試験は50問で、そのうち33問が第5章の運転の方法から出ます。学科教習でも、交差点の通り方や進路変更、合図などの授業は、特に集中して聞いておくと試験で楽になります。
『授業を聞くだけで覚えられるかな…』と心配な方もいますよね。授業の後に、その範囲の問題を少し解くだけでも、記憶の残り方が変わりますよ。
標識・信号のまとまりは「形と色」
教則では、標識は本標識と補助標識に分かれ、本標識には規制・指示・警戒・案内の4種類があります。授業で標識が出てきたら、どの種類に入るかを考えながら聞いてみてください。
標識の覚え方は仮免学科の標識・標示の覚え方でくわしく紹介しているので、授業の復習に使ってみてくださいね。
効果測定・仮免学科試験とのつながり
第一段階の学科を受け終えると、教習所によっては効果測定(教習所の模擬テスト)を受けてから、仮免の学科試験に進みます。学科教習、効果測定、仮免学科試験は一本の線でつながっています。
効果測定は、教習所が学科の理解度を確かめるために独自に行う模擬テストです。名前や合格の基準、受ける時期は教習所によって違うので、通っている教習所の案内で確かめてください。
| 段階 | 何をする | 誰が決めている |
|---|---|---|
| 学科教習(学科(一)) | 10時限の授業を受ける | 道路交通法施行規則 |
| 効果測定 | 教習所の模擬テストで理解度を確かめる | 教習所ごと |
| 仮免の学科試験 | 文章問題50問・〇×・30分、9割以上で合格 | 警察庁の出題基準・施行規則 |
効果測定の受け方や落ちた時の進め方は仮免前の効果測定とは?で、仮免の学科試験そのものは仮免の学科試験とは?で紹介しています。
授業で使った教本が、そのまま試験対策になる
仮免の学科試験は、教則の内容の範囲内で出題されます。学科教習で使う教本も教則の内容をもとにしているので、授業で線を引いた所は、そのまま試験の勉強の材料になります。
例えば、授業中にこんな会話をする人もいます。
「先生がここ大事って言ってたけど、線引いた?」
「引いた。合図の30メートル手前のところだよね」
こうした「授業で大事と言われた所」をまとめておくと、効果測定の前の見直しがぐっと楽になります。
授業を試験につなげる受け方
学科教習は聞くだけでも勉強になりますが、少しの工夫で試験の点につながりやすくなります。
- 授業の前に、その時限の教本のページをめくっておく
- 先生が「大事」「よく間違える」と言った所に線を引く
- 数字が出てきたら、単位と何の数字かをメモする
- 分からなかった所は、授業の後に質問するか教本で確かめる
- その日のうちに、習った範囲の問題を少し解く
『授業中に眠くなる…』という方もいますよね。手を動かしてメモを取るだけでも、集中が続きやすくなりますよ。
よくある相談:第一段階の学科で迷っている人へ
「学科を全部受ける前に効果測定を解いたら分からなかった」「練習問題だけで足りるか」「教習の期限が気になる」という相談が多く見られます。
Q&Aサイトで、第一段階の学科や効果測定についてよく見かける相談を要約して、答えていきます。
学科を全部受ける前に効果測定を解いたら、分からない問題ばかりだった
まだ習っていない範囲の問題が解けないのは、自然なことです。『自分だけできないのかな』と落ち込まなくて大丈夫ですよ。
学科(一)の10時限を受け終えてから、改めて全範囲を解いてみてください。習った後なら、同じ問題でも解ける割合が変わってきます。
効果測定の合格ラインは、どこで決まっている?
『○点以上取らないと仮免に進めないと言われた』という相談もあります。効果測定は教習所が独自に行うものなので、合格のラインや受け直しの扱いも教習所ごとに決められています。
ネットで見た他の教習所の基準ではなく、通っている教習所で説明された基準を目標にしてください。仮免の学科試験そのものの合格基準は、施行規則で9割以上と決められています。
練習問題を解くだけで、教本は読まなくていい?
問題を解くことは大切ですが、答えだけを覚えると、言い方が変わった問題で迷います。間違えた問題だけでも、教本のどこに書いてあるかを確かめておくのがおすすめです。
教習の期限が気になる
施行規則では、普通免許の教習は9か月以内に修了することとされています。学科の予約が取りにくい時期もあるので、早めに予定を組んでおくと安心です。
期限の数え始めの日など、細かい扱いは通っている教習所の案内で確かめてください。
学科教習をスムーズに受けるために
学科教習は、技能教習の予定と一緒に組むのがコツです。学科の空き時間と技能の予約を並べて見ると、無駄な待ち時間を減らせます。
学科教習は、教習所の時間割に沿って受けることが多いので、受けたい時限がいつ開かれているかを先に確かめておきましょう。技能の前後に学科を入れると、通う回数をまとめられます。
- 学科(一)の10時限のうち、受け終わった時限と残りの時限
- 残りの時限が開かれる曜日と時間
- 効果測定を受けられる時期と条件
- 仮免の学科試験を受ける場所(教習所内か、運転免許センターか)
仮免許を持って別の教習所に入る場合は、施行規則で第一段階の技能教習と学科(一)を行わないことができると決められています。転校や仮免入所を考えている人は、入校する教習所に扱いを確かめてみてください。
学科の予約が取りにくい、教習をまとめて進めたい、という人は、通学と合宿免許の違いや教習所の探し方も知っておくと、選択肢が広がります。
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仮免からの進め方を見直すなら、教習所・合宿免許の探し方も
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通学でも、時間割に合わせて計画的に予約すれば無理なく進められます。仮免全体の流れは仮免とは?で確かめておきましょう。
よくある質問
仮免までに受ける学科教習は何時限ですか?
普通免許を初めて取る場合、第一段階の学科(学科(一))は10時限で、1時限は50分です。仮免の後の第二段階では、学科(二)を16時限受けます。
学科教習が残っていても、修了検定は受けられますか?
受けられません。施行規則で、修了検定は第一段階の技能教習と学科(一)を修了した人だけが受けられると決められています。
仮免許を持って別の教習所に入る時も、学科(一)を受け直しますか?
施行規則では、普通仮免許を持っている人には、第一段階の技能教習と学科(一)を行わないことができると決められています。実際の扱いは入校する教習所によるので、申し込みの前に確かめてください。
第一段階の学科は、どの順番で受ければいいですか?
細かい順番は教習所によって違うので、通っている教習所の時限表や案内で確かめてください。技能の予約と並べて、残りの時限を計画的に入れていくのがおすすめです。
まとめ
- 仮免までに受ける学科教習は、学科(一)の10時限(1時限50分)
- 学科(一)を修了しないと、修了検定にも第二段階の技能にも進めない
- 第一段階の学科は「心構え」「交通ルール」「標識・信号」の3つで見ると、試験とのつながりが分かる
- 仮免の学科試験は第5章の運転の方法から33問と、交通ルールの比重が大きい
- 効果測定は教習所独自の模擬テストなので、基準は教習所の案内で確かめる





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