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仮免の検定が近づいてきて、『仮免って結局、何点合格なの?』と気になっていませんか。学科と技能で点数の話がまざって、余計に分かりにくいですよね。
結論から言うと、仮免は学科が50点満点で45点以上、技能(修了検定)は100点からの減点でAT車なら70点以上が合格です。学科は正解を積み上げる試験、技能は持ち点から引かれていく試験で、採点の向きが逆なんです。
この記事では、学科と技能それぞれの合格点と、どこで点を失いやすいかを順番にお伝えしますね。
仮免は何点で合格?学科と技能の合格点
仮免の合格点は、学科試験と技能試験で別々に決まっています。両方に合格してはじめて仮免許がもらえます。
仮免の試験は、学科(知識)と技能(運転)の2本立てです。教習所に通っている人は、技能のほうを教習所の修了検定で受けます。
まずは、仮免の点数をひと目で比べてみましょう。
| 試験 | 満点 | 合格点 | 採点のしかた |
|---|---|---|---|
| 学科試験 | 50点 | 45点以上(9割以上) | 1問1点の積み上げ |
| 技能試験(AT限定) | 100点 | 70点以上 | 100点から減点 |
| 技能試験(MT) | 100点 | AT車の項目70点以上、MT車の項目60点以上 | 100点から減点 |
『学科は45点で、技能は70点?ずいぶん差があるな』と感じた方もいるはずです。ただ、これは満点も採点のしかたも違うので、数字だけを比べても意味がないんです。
学科は「何問正解したか」、技能は「どれだけ減点されたか」を見ています。同じ「点数」という言葉でも、中身はまったく別物だと思っておきましょう。
仮免許の合格点はどこで決まっている?
仮免許の合格点は、教習所が自由に決めているわけではありません。学科は道路交通法施行規則で「九十パーセント以上の成績」と決まっています。
技能のほうも、同じ施行規則と警察庁の基準で合格点が決められています。教習所の修了検定は「仮免許に係る技能試験の例に準ずる」とされているので、合格点の考え方は試験場の技能試験と同じです。
仮免の前に受ける効果測定は、教習所が独自に行う模擬テストです。問題数や合格ラインは教習所ごとに違うので、通っている教習所の案内で確かめてみてください。くわしくは仮免前の効果測定とは?で紹介しています。
仮免の学科試験は何問?問題数と合格点
仮免の学科試験は文章問題50問。1問1点で、45問以上の正解が合格です。制限時間は30分です。
警察庁の通達では、仮免の学科試験は「文章問題50問とし、イラスト問題は出題しない」と決められています。答え方は〇か×で答える正誤式です。
仮免の問題数と点数の決まりをまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 仮免の学科試験 |
|---|---|
| 問題数 | 文章問題50問 |
| イラスト問題 | 出ない |
| 答え方 | 正誤式(〇か×) |
| 配点 | 1問1点(50点満点) |
| 合格点 | 90%以上=45点以上 |
| 制限時間 | 30分 |
つまり、間違えていいのは5問までです。『5問なら余裕かな』と思うかもしれません。
ただ、実際に解いてみると、うっかりの読み違えで3問、4問と落とすことがよくあるんです。6問間違えた時点で不合格なので、思ったより余裕は少ないと考えておきましょう。
県警の案内でも同じ書き方
都道府県の案内でも、同じ数字が並んでいます。例えば愛知県警は「文章問題 50問 30分」「9割以上の正解で合格」と案内しています。大阪府警も「50問」「30分」「90パーセント以上の成績が必要」としています。
出題の範囲や問題の傾向は仮免の学科試験とは?問題数・時間・合格点と当日の流れにまとめているので、あわせて読んでみてください。
本免の学科との違い
『本免になると何点で合格なの?』と、先のことが気になる方もいますよね。本免は問題数も満点も変わります。
| 項目 | 仮免 | 本免(普通) |
|---|---|---|
| 問題 | 文章問題50問 | 文章問題90問+イラスト問題5問 |
| 配点 | 1問1点 | 文章1問1点、イラスト1問2点 |
| 満点 | 50点 | 100点 |
| 合格点 | 45点以上 | 90点以上 |
| 時間 | 30分 | 50分 |
合格の割合はどちらも9割以上です。仮免の学科は、本免に向けた練習試合のような位置づけだと思っておくと、気持ちが少し楽になりますよ。
技能(修了検定)は100点からの減点で何点が合格?
技能は100点を持った状態でスタートし、ミスのたびに引かれていきます。AT限定なら70点以上、つまり減点の合計が30点以内なら合格です。
技能試験の採点は、施行規則で「減点式採点法」と決まっています。警察庁の基準でも「試験の成績は100点満点」とされています。
ここが学科との一番大きな違いです。最初から100点を持っていて、検定員が見つけたミスの分だけ点が引かれていくんです。
ATとMTで合格点が違う
AT限定の仮免は、AT車の項目で70点以上が合格です。MTの場合は、令和7年4月1日施行の見直しで、試験のしかたが変わりました。
今のMTの技能試験は、AT車を使う項目と、クラッチやギアの操作を見るMT車の項目に分かれています。合格点はAT車の項目が70点以上、MT車の項目が60点以上です。
| 区分 | 使う車 | 合格点 |
|---|---|---|
| AT限定の仮免 | AT車 | 70点以上 |
| MTの仮免 | AT車の項目 | 70点以上 |
| MTの仮免 | MT車の項目 | 60点以上 |
施行規則では、AT車の項目を先に行い、そこで合格点に届かなかった人にはMT車の項目を行わなくてよい、とされています。
『ネットで「仮免は70点」としか書いていないのを見たけど?』という方もいるかもしれません。それは見直し前の書き方や、AT限定の話です。MTを受ける方は「MT車の項目は60点以上」もセットで覚えておきましょう。
MTならではの注意点はMTの仮免検定で紹介しています。
仮免の70点とはどのくらいのミス?
『70点って、どのくらい間違えていいの?』というのが一番知りたいところですよね。減点の点数で考えると、イメージしやすくなります。
例えば、合図の出し忘れは5点、安全確認をしなかった時は10点です。合図を2回忘れて、確認を2回しなかったら、それだけで30点の減点になります。
減点の組み合わせで、点数がどう変わるかを表にしてみました。AT限定の仮免で考えています。
| 検定中のミスの例 | 減点の合計 | 残る点数 | 結果の目安 |
|---|---|---|---|
| 合図が遅れた1回 | 5点 | 95点 | 合格点の内 |
| 目視の確認を1回忘れた、エンスト1回 | 15点 | 85点 | 合格点の内 |
| 確認を2回忘れた、合図を2回忘れた | 30点 | 70点 | ぎりぎり合格点 |
| 確認を3回忘れた、ふらつき(小)1回 | 40点 | 60点 | 合格点に届かない |
| 一時停止の場所で止まらなかった | 点数に関係なし | 点数に関係なし | その場で検定中止 |
表を見ると、確認の抜けが一番効いてくるのが分かりますよね。確認は1回10点なので、3回忘れるだけで30点に届いてしまいます。
ここで一つ大事なことがあります。70点ぎりぎりを狙う考え方は危ないんです。
一つのミスで検定中止になる行為もあるので、「何点まで引かれていいか」より「何をしたら一発で終わるか」を先に知っておくほうが安心です。
学科は積み上げ、技能は引き算:採点の向きの違い
学科は正解を1点ずつ積み上げ、技能は100点から引いていきます。点を失う原因も、学科は「読み違え」、技能は「確認と操作の抜け」が中心です。
ここまでの話を、採点の向きでまとめてみます。向きが分かると、対策の立て方も変わってきます。

| 比べる所 | 学科試験 | 技能試験(修了検定) |
|---|---|---|
| スタート | 0点 | 100点 |
| 点の動き | 正解するたびに1点増える | ミスのたびに減る |
| 合格の目安 | 45点以上 | AT70点以上(MTは項目ごと) |
| 点を失う主な原因 | 問題文の読み違え、うろ覚え | 安全確認の抜け、合図、速度、脱輪 |
| 一発で終わること | なし(最後まで解ける) | 検定中止になる行為がある |
| 対策の中心 | 間違えた問題の見直し | 確認の順番を体に入れる |
学科で点を失いやすいところ
学科は、知らないことより、知っているのに間違えることで点を落としがちです。よくあるのは次のようなパターンです。
- 問題文の最後の一言(「〜してはいけない」など)を読み落とす
- 似た標識・標示の意味を取り違える
- 場面の条件(交差点の中か手前かなど)を読み飛ばす
- 見直しの時間を残さずに解き終える
30分で50問なので、1問あたり36秒ほど使えます。急がなくても解き切れる時間なので、文末まで落ち着いて読むことを優先してみてください。
技能で点を失いやすいところ
技能は、運転がうまいかどうかより、決まった確認と合図を抜かさないかで差がつきます。警察庁の減点基準から、場内の検定でよく出てくる項目を抜き出しました。
| よくある減点 | 場内の減点 | どんな時か |
|---|---|---|
| 安全不確認 | 10点 | 発進前・進路変更・交差点で目視の確認をしない |
| 合図不履行等 | 5点 | 合図をしない、遅い、戻さない |
| 安全措置不適 | 5点 | ドアを閉め切らずに走る、ハンドブレーキを戻さない |
| シートベルト | 10点 | シートベルトを着けない |
| エンスト | 5点 | 操作のミスでエンジンが止まる |
| 停止位置不適 | 5点 | 停止線のかなり手前で止まる、終了時に止まる位置がずれる |
| ふらつき(小) | 10点 | 車の幅の半分ほどまで左右にゆれる |
| 徐行違反 | 20点 | 右左折時や見通しの悪い交差点で徐行しない |
一つずつは小さく見えても、確認系は1回10点です。確認を忘れやすい人ほど、早めに30点に届いてしまいます。
減点の項目をもっと細かく見たい方は、仮免の減点項目一覧を参考にしてみてください。
一発で不合格になる行為と、あとからまとめて引かれる減点
技能には「その場で検定中止」になる行為と、「2回目でさかのぼって引かれる」減点があります。点数の計算だけでは見えない落とし穴なので、先に知っておきましょう。
その場で検定中止になる行為
警察庁の基準では、次のような場合は試験を中止するとされています。中止になれば、その時点で不合格です。
- 一時停止の標識がある所で、停止線の直前で止まらない
- 赤信号で進む、止まれるのに黄信号で進む
- 脱輪して、そのまま約1.5m以上走る
- 障害物などに強くぶつかる
- 危ない場面で検定員がブレーキやハンドルを操作する

検定員が補助ブレーキを踏んだ時も中止の対象です。『止まったつもりだったのに』とならないよう、停止線の手前でしっかり止まる練習をしておきましょう。
また、減点の合計で合格点に届かないことがはっきりした時も、試験は中止されます。途中で終わったら、そういう理由のこともあるんです。
2回目でさかのぼる「特別減点」
警察庁の基準には「特別減点細目」という決まりもあります。1回目は減点を保留し、2回以上あてはまった時に、さかのぼって1回目からすべて減点するしくみです。
『1回目は引かれなかったから大丈夫』と思っていると、2回目でまとめて引かれることがあります。同じミスを繰り返さないことが大切だと覚えておいてください。
採点のしくみをもっとくわしく知りたい方は、仮免の採点は甘い?で検定員が見ている所を紹介しています。
仮免の満点はすごい?100点と満点の意味
仮免の満点は、学科なら50点、技能なら減点なしの100点です。どちらも合格には満点はいらないので、満点にこだわりすぎなくて大丈夫です。
『仮免で満点ってすごいの?』『100点で合格した人もいるの?』という声もよく見かけます。学科と技能に分けて見ていきますね。
学科の満点は50点
仮免の学科の満点は50点です。100点満点ではないので、「仮免の学科で100点」という言い方は、本免の学科とまざっていることが多いんです。
50点満点が取れたら、出題範囲をしっかり押さえられている証拠です。とはいえ、45点でも50点でも合格は合格なので、点数の差を気にする必要はありません。
技能の100点は「減点ゼロ」
技能の100点は、最初の持ち点のことです。検定員から一度も減点されずに走り切れば、100点のまま終わります。
確認も合図も速度もすべて決まりどおりにできた、ということなので、仮免で満点はすごいことだと言えます。ただ、合格に必要なのはAT車で70点以上です。小さなミスを一つしても、慌てずに次の課題へ気持ちを切り替えるほうがずっと大切です。
検定の点数をそのまま伝えるかどうかは、教習所によって違います。点数が分からなくても、どこで減点されたかを教官に聞いておくと、第二段階や卒業検定に生かせますよ。
「何点で合格?」でよくある相談
よく見かける相談は「何点で合格か」「点数を教えてくれない」「学科で何度も落ちる」の3つです。それぞれの考え方をまとめました。
「明日が検定なのに、何点で合格か知らない」
検定の前日になって『仮免は何点で合格なの?』と不安になる相談は、とても多く見られます。進路変更や速度でよく注意される、という悩みも一緒に書かれていることが多いです。
答えは、AT限定なら100点からの減点で70点以上です。前日にできるのは、よく注意される所を一つか二つに絞って、手順を頭の中で通しておくことです。
- 教官によく言われた注意を2つまで書き出す
- 進路変更は「ミラー、合図、目視、移動」の順を声に出して確かめる
- 一時停止の場所を思い出し、停止線で止まるイメージを持つ
- 早めに寝て、当日は余裕を持って教習所に着く
「仮免や卒検の点数を教えてもらえない」
合格したのに点数を教えてもらえなかった、という相談もよくあります。点数を伝えるかどうかは教習所の運用によるので、教えてもらえないのはおかしなことではありません。
『何点だったか知りたい』という気持ちは自然です。ただ、合格したなら、知るべきなのは点数より「どこで減点されたか」のほうなんです。
例えば、検定のあとに教官へこんなふうに聞いてみるのも一つの手です。
「点数は聞けなくても大丈夫です。どこで減点されたか教えてもらえますか?」
「交差点の手前で、右後ろの目視が少し遅かったですね」
こうして具体的な場面が分かれば、第二段階の路上教習でそのまま気をつけられますよ。
「学科で何度も落ちて、点数は43点だった」
学科に何度か落ちて、あと少しの点数で届かなかったという相談もあります。43点なら、間違いは7問です。
45点まではあと2問です。間違えた問題を見直すと、同じ種類の読み違えをしていることが多いので、そこを直すのが近道ですよ。
| あと何点か | 間違えた数 | まず見直すこと |
|---|---|---|
| 43〜44点 | 6〜7問 | 文末の読み落とし、似た標識の取り違え |
| 40〜42点 | 8〜10問 | 第5章「運転の方法」の苦手な単元 |
| 39点以下 | 11問以上 | 教本の第1章と第5章の読み直し |
学科に落ちた時の進め方は仮免の学科試験に落ちたでくわしく紹介しています。
『また落ちたらどうしよう』と思うと、勉強に手がつかなくなりますよね。でも、点数が近いほど伸びしろもはっきりしています。
合格点を意識した準備のしかた
学科は「5問までしか落とせない」を意識して見直しを、技能は「中止になる行為をしない」を最優先に練習します。
ここまでの話を、準備のチェックリストにまとめました。検定の前に一つずつ確かめてみてください。
- 学科:間違えた問題を、間違えた理由ごとに分けて見直す
- 学科:30分の中で見直しの時間を残す練習をする
- 技能:一時停止と信号で止まる位置を確かめる
- 技能:発進前と進路変更の目視確認を順番どおりにする
- 技能:合図を出す時と戻す時を意識する

仮免の試験全体の流れは、仮免試験とは?で学科と技能をまとめて紹介しています。
教習の予定がなかなか取れず、検定までの間があいてしまう方もいるはずです。これから通い方を考える方や、まとめて一気に進めたい方は、合宿免許や教習所の探し方も知っておくと、選べる道が広がりますよ。
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よくある質問
仮免は何点で合格ですか?
学科は50点満点で45点以上、技能(修了検定)は100点からの減点でAT車なら70点以上が合格です。MTは、AT車の項目が70点以上、MT車の項目が60点以上です。
仮免の学科試験は何問ですか?
文章問題50問です。〇か×で答える正誤式で、イラスト問題は出ません。制限時間は30分です。
仮免の技能は何点満点ですか?
100点満点です。100点から減点していく方式で、ミスのたびに点が引かれます。
70点以上あれば合格と考えていいですか?
減点の合計が30点以内でも、一時停止をしない、赤信号で進むなどの行為をすると、その場で検定中止になります。点数だけでなく、中止になる行為をしないことが大切です。
仮免許の点数は本免に関係しますか?
仮免の点数が本免の合格点に足されることはありません。本免の学科は別の試験で、100点満点の90点以上が合格です。
まとめ
- 仮免の学科は文章問題50問・1問1点で、45点以上(9割以上)が合格
- 技能(修了検定)は100点からの減点で、AT限定は70点以上が合格
- MTはAT車の項目70点以上、MT車の項目60点以上の両方が必要
- 学科は積み上げ、技能は引き算で、点を失う原因も違う
- 技能には検定中止になる行為と、2回目でさかのぼる減点がある





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