仮免の適性検査|視力などの基準と、引っかかった時の対処

仮免の適性検査の項目と視力の基準を紹介する記事のアイキャッチ。視力検査表と机の上のメガネ

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仮免の学科試験の前に、『視力検査があるって本当?落ちたらどうなるの?』と気になりますよね。入校の時の検査がギリギリだった方は、なおさら不安になるはずです。

結論から言うと、仮免の適性検査で主に見られるのは視力・色の見分け・聴力・運動能力です。普通仮免許の視力は、メガネやコンタクトを使った視力で、両眼0.7以上・片眼それぞれ0.3以上が基準になります。

この記事では、適性検査の項目と基準、引っかかった時にどうすればいいかをお伝えしますね。

目次

仮免の適性検査とは?いつ、何を調べるのか

先に結論

仮免の適性検査は、正式には「適性試験」と呼ばれる運転免許試験の一つです。運転に必要な視力などの体の条件を満たしているかを確かめます。教習所に通う人は、修了検定に合格した後、学科試験と一緒に受けるのが一般的です。

道路交通法では、運転免許試験は「適性」「技能」「知識」の3つについて行うと決められています。仮免許の適性試験は、このうちの「適性」にあたるものです。

教習所に通っている人は、修了検定に合格すると修了証明書がもらえます。修了証明書があれば仮免の技能試験が免除されるので、残りの適性試験と学科試験を受けて仮免許をもらう流れです。

仮免許の試験中身教習所に通う人の場合
適性試験視力・色の見分け・聴力・運動能力受ける
技能試験コースを走る修了証明書があれば免除
学科試験文章問題50問の〇×受ける

仮免の試験全体の流れは仮免試験とは?学科と技能の内容で紹介しています。

仮免許の有効期限は、適性試験の日から数える

あまり知られていませんが、ここが大事なところです。道路交通法では、仮免許の有効期間は「適性試験を受けた日から起算して六月」とされています。

つまり、6か月の数え始めは仮免許証をもらった日ではなく、適性試験を受けた日なんです。仮免を取った後の予定を立てる時に、覚えておくと安心ですよ。

適性検査の項目を一覧で見る

ここでの結論

普通仮免許の適性検査の項目は、視力・色彩識別能力・聴力・運動能力の4つです。奥行きを見る深視力の検査は、準中型や大型などが対象で、普通仮免許にはありません。

『適性検査って何をするの?視力と聴力のこと?』という疑問は多いですよね。道路交通法施行規則に書かれている基準を、項目ごとにまとめてみました。

普通仮免許の適性検査の4つの項目と、それぞれの基準をまとめた図解
項目普通仮免許の基準(施行規則の要約)メガネなどの扱い
視力両眼で0.7以上、かつ片眼それぞれ0.3以上矯正視力を含む
色彩識別能力赤色・青色・黄色の見分けができる特になし
聴力10mの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえる補聴器で補った聴力を含む
運動能力安全な運転に支障がある体の障害がない条件を付けて受けられる場合がある
深視力普通仮免許は対象外検査なし

表の「矯正視力を含む」というのは、メガネやコンタクトレンズを着けた状態の視力で測ってよい、という意味です。

聴力や運動能力については、基準に届かない場合でも、条件を付けることで仮免許を受けられる場合があると施行規則に書かれています。気になることがある方は、事前に教習所や運転免許センターに相談してみてください。

準中型の仮免許は基準が違う

準中型の仮免許は、視力が両眼0.8以上・片眼それぞれ0.5以上で、深視力の検査もあります。普通仮免許とは基準が違うので、準中型を受ける方は気をつけてください。

仮免の視力検査の基準と、メガネ・コンタクトの扱い

ここでの結論

普通仮免許の視力の基準は、両眼で0.7以上、かつ片眼それぞれ0.3以上です。メガネやコンタクトを着けた視力で受けてよいので、裸眼の視力が足りなくても、合うものを用意すれば大丈夫です。

視力の基準は、施行規則の文言だと少し読みにくいですよね。かみくだくと、次の2つのどちらかを満たせばOKです。

パターン基準
両目とも見える場合両眼で0.7以上、かつ片眼それぞれ0.3以上
片目が0.3に届かない・見えない場合もう片方の目の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上

視力は「万国式試視力表」で測ったものとされています。輪の切れ目の向きを答える、あの検査です。

警視庁の普通仮免許試験の案内でも、受験資格として「両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上」と書かれています。

入校の時の視力検査と同じ基準と考えていい?

教習所に入る時にも、視力を測ることが多いですよね。東京指定自動車教習所協会の案内では、入校資格の一例として「片眼で0.3、両眼で0.7以上(コンタクト又は眼鏡使用可)」とされています。

ただ、これは教習所の入校の条件の例で、教習所によって多少違うとも書かれています。仮免の適性試験の基準は、あくまで施行規則の基準です。

入校の時にギリギリだった方は、仮免の前にもう一度、自分の見え方を確かめておくと安心です。

視力検査の前に確かめておきたいこと
  • 普段のメガネやコンタクトの度が合っているか
  • 最近、黒板やスマホの文字が見えにくくなっていないか
  • 当日にメガネやコンタクトを忘れずに持っていくか
  • コンタクトの予備や、メガネのケースを用意したか

視力が足りない時は、眼科で今の視力を測ってもらい、メガネやコンタクトの度を合わせてもらうのが近道です。

仮免にカラコンで行ってもいい?

ここでの結論

カラーコンタクトを着けて適性検査を受けてよいかは、公的な基準には書かれていません。迷ったら、通っている教習所か受験する試験場に前もって聞いておくのが一番安心です。

仮免のカラコンについての相談は、とても多いですよね。『普段カラコンで通っているけど、試験の日はどうしよう』と悩む方も多いはずです。

施行規則が決めているのは「矯正視力を含む視力」が基準を満たすかどうかです。カラーコンタクトを着けてよいか、外すべきかまでは書かれていません。

迷う理由は「視力」と「写真」の2つ

カラコンで迷う場面は、主に2つあります。

場面気になること確かめる先
視力検査カラコンを着けたまま測ってよいか教習所・試験場
写真仮免許証の写真をカラコンのまま撮ってよいか教習所・試験場

仮免許証には顔写真が入ることが、施行規則で決められています。写真の撮り方の決まりは試験場ごとの案内があるので、そちらに従いましょう。

例えば、こんな聞き方なら気軽に聞けますよ。

「今度の仮免の試験で、度入りのカラコンを着けて視力検査を受けても大丈夫ですか?写真の時はどうすればいいですか?」

よくある失敗

当日になって外すように言われ、普通のメガネやコンタクトを持っていなかったケースです。度入りのカラコンを使っている方は、念のため普通のメガネも一緒に持っていくと安心です。

適性検査で落ちる・引っかかった時の対処

ここでの結論

適性検査で基準に届かなかった時は、その日の試験は受けられないことがあります。慌てずに、視力を合わせ直してから受け直しましょう。相談先は、教習所・運転免許センター・眼科の3つです。

仮免の適性検査で落ちることを心配している方も多いですよね。施行規則では、試験場で受ける場合、適性試験と学科試験を技能試験の前に行い、どちらかに落ちると他の試験は行わないとされています。

『視力で引っかかったら、全部やり直し?』と不安になるかもしれません。教習所に通っている人の場合、修了証明書があれば、検定を受けた日から3か月以内は技能試験が免除されます。

つまり、視力を合わせ直して期限内に受け直せば、技能をやり直さずに済むということです。

困った時に相談する先

困っていること相談する先聞くこと
次の試験日や予約の方法通っている教習所再受験の日程、修了証明書の期限
適性試験の基準や条件運転免許センター・試験場自分の場合に受けられるか、必要な準備
視力が足りない眼科今の視力、メガネやコンタクトの度
仮免の視力検査で引っかかった時に、教習所への確認から受け直すまでの順番を示した図解
視力で引っかかった時の動き方
  1. 教習所に、次の受験日と修了証明書の期限を確かめる
  2. 眼科で今の視力を測ってもらう
  3. メガネやコンタクトの度を合わせる
  4. 合わせたものを着けて、もう一度受ける

学科試験当日の流れや持ち物は、仮免試験の当日の流れと持ち物でまとめています。

仮免の適性検査でよくある相談

ここでの結論

知恵袋では、視力検査とカラコンの相談が特に多く読まれています。どちらも、前もって準備しておけば当日に慌てずに済むものです。

知恵袋で多く読まれている相談を、要約して答えてみますね。

相談1:仮免の試験に視力検査があるって本当?

「仮免の試験に視力検査があるって本当?入校の時も何回かやり直した。落ちたらどうなるの?」という相談です。

はい、仮免許の適性試験には視力の検査があります。入校の時にやり直した経験があるなら、仮免の前にメガネやコンタクトの度を見直しておくと安心です。

相談2:仮免の日はカラコンをしていってはいけない?

「普段カラコンで通っている。仮免の日はカラコンをしていってはいけないの?」という相談です。

公的な基準には、カラコンについての決まりは書かれていません。教習所や試験場で扱いが違うこともあるので、前もって聞いておくのが確実です。

相談3:視力検査で引っかかったら、メガネを買って受け直し?

「仮免の視力検査で引っかかったら、その後どうすればいい?メガネを買ってもう一度?」という相談です。

視力が足りなかった時は、眼科で測ってもらい、合うメガネやコンタクトを用意して受け直すのが一般的な流れです。修了証明書の期限内なら、技能をやり直す必要はありません。

相談4:本免の時も、また視力を測るの?

「仮免の視力検査は壁の表で簡単だった。本免の時はもっと厳しく測るの?」という相談です。

施行規則では、普通免許と普通仮免許の視力の基準は同じ「両眼で0.7以上、かつ片眼それぞれ0.3以上」です。本免の時も、適性試験として視力などを確かめます。

測る道具や手順は、試験場によって違うことがあります。基準そのものは同じなので、仮免の時と同じメガネやコンタクトで準備しておけば安心ですよ。

視力は時間とともに変わることも

仮免から本免までの間に、見え方が変わる方もいます。『最近、遠くの標識が見えにくいかも』と感じたら、本免の前にもう一度、眼科で測ってもらうと安心です。

仮免までの予定を見直したい時は

適性検査で引っかかって予定が延びると、教習の期限も気になってきますよね。仮免までの進み方を見直したい時は、教習所の選び方や合宿免許のしくみも知っておくと選択肢が広がります。

もちろん、今の教習所で続けるのも正当な選択です。比べる材料として知っておくだけでも安心ですよ。

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よくある質問

仮免の適性検査では何をしますか?

普通仮免許では、視力、色の見分け(赤・青・黄)、聴力、運動能力が基準を満たしているかを確かめます。深視力の検査は普通仮免許にはありません。

仮免の視力検査はメガネやコンタクトで受けてもいいですか?

はい。施行規則の視力の基準は矯正視力を含むので、メガネやコンタクトを着けた視力で受けられます。

仮免の視力検査で落ちたら、試験は受け直しですか?

適性試験に落ちると、その日の他の試験は受けられないことがあります。視力を合わせ直して受け直しましょう。教習所の修了証明書は、検定を受けた日から3か月以内なら技能試験の免除に使えます。

本免の視力の基準は仮免と違いますか?

普通免許と普通仮免許の視力の基準は同じで、両眼で0.7以上、かつ片眼それぞれ0.3以上です。準中型の場合は基準が違うので気をつけてください。

仮免の写真はカラコンのままでいいですか?

公的な基準には書かれていないので、受験する試験場や教習所の案内に従ってください。迷ったら前もって聞いておくのが安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 仮免の適性検査は、運転免許試験の「適性試験」のこと
  • 項目は視力・色の見分け・聴力・運動能力の4つ
  • 普通仮免許の視力は両眼0.7以上・片眼それぞれ0.3以上(矯正視力を含む)
  • カラコンの扱いは公的な基準になく、教習所や試験場に確かめる
  • 引っかかったら、視力を合わせ直して修了証明書の期限内に受け直す
仮免ドットコム

仮免ドットコム 編集部

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