仮免許で路上練習する時の保険|家族の自動車保険と1日保険の確認

仮免許で路上練習する前に自動車保険を確かめる記事のアイキャッチ。家の前の車と保険の書類

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仮免許を取って、『家の車で練習したいけど、保険はこのままで大丈夫?』と気になっていませんか。隣に乗る親のほうが心配している、という家も多いはずです。

結論から言うと、仮免許で練習する前に見るのは家族の車の任意保険の「運転者の範囲」「年齢の条件」「車の持ち主」の3つです。仮免許の人が補償の対象になるかは、契約している保険会社か代理店に確かめるのが確実です。

ここでは、保険証券のどこを見て、誰に何を聞けばいいかを順番にお伝えしますね。

目次

仮免許で練習する時、自動車保険はどう考える?

先に結論

仮免許で路上練習をする車にも、自賠責保険と、事故の時に備える任意保険の確認が欠かせません。仮免許の人が任意保険で補償されるかは契約の中身で変わるので、練習を始める前に保険会社か代理店へ問い合わせておきましょう。

仮免許で道路を走れるのは、決まった条件を守って練習する時だけです。まずは練習の条件をおさらいしておきますね。

練習の条件道路交通法などの決まり
目的練習のため、または試験・検定の時だけ運転できる
同乗者その車を運転できる第一種免許を通算3年以上受けている人などを助手席に乗せ、その指導の下で運転する
標識車の前と後ろに「仮免許練習中」の標識を付ける
携帯運転する時は仮免許証を持っている

保険の話をする前に、この条件がそろっていることが前提なんです。条件の中身は仮免許で運転する条件で詳しく紹介しています。

自賠責保険は「入っていて当たり前」の保険

自賠責保険は、車を道路で走らせるために入っておく保険です。道路交通法施行令では、自賠責保険に入っていない車で運行することが、仮免許の取消しの基準の一つに挙げられています。

家の車なら車検の時に入っているはずですが、普段あまり乗らない車で練習する時は、自賠責の証明書が車に積んであるかを見ておくと安心です。

任意保険は「誰が運転しても出る」とは限らない

任意保険は、自賠責で足りない部分に備えて入る保険です。こちらは、運転する人の範囲や年齢を契約で絞って、保険料を割り引いていることがよくあります。

『親の車だから、家族なら誰でも大丈夫でしょ?』と思いがちですよね。実は、契約の条件によっては若い家族が運転した時に補償されないこともあるんです。

家族の車で練習する前の3点チェック

先に結論

家族の車の任意保険は「運転する人の範囲」「年齢の条件」「車の持ち主」の3点で確かめます。3つとも仮免許の人が入っていると言えれば、次は仮免許での練習も補償されるかを保険会社に聞くだけです。

保険証券や契約内容のお知らせを手元に置いて、上から順に見ていきましょう。この記事では、仮免許の練習前に見る順番として次の3点にまとめました。

家族の車で仮免許の練習をする前に、任意保険の運転者の範囲・年齢条件・車の持ち主を順に確かめる3点チェックの図解
チェック保険証券で見るところ仮免許の練習で気にすること
1. 運転する人の範囲運転者限定の欄(本人限定・本人配偶者限定・家族限定など)練習する子どもや本人が、限定の範囲に入っているか
2. 年齢の条件運転者年齢条件の欄(年齢を問わず・21歳以上・26歳以上など)練習する人の年齢が、条件の年齢を満たしているか
3. 車の持ち主記名被保険者や車の所有者の欄練習する人が、その車の持ち主とどんな関係か(同居の家族・別居・親戚・友人)

1. 運転する人の範囲(運転者限定)

運転者限定は、運転する人を絞る代わりに保険料を割り引く特約です。日本損害保険協会の説明では、本人限定や本人配偶者限定にしていると、同居の親族や別居の未婚の子は補償の対象外になります。

例えば、親が「本人配偶者限定」で契約している車だと、同居している子どもが練習で運転しても補償の対象に入りません。ここは一番見落としやすいところです。

2. 年齢の条件(運転者年齢条件)

年齢条件は、運転する人の年齢を絞って保険料を割り引く特約です。日本損害保険協会によると、年齢を問わず補償、21歳以上補償、26歳以上補償などがあり、決め方は保険会社によって違います。

協会の説明では、条件は運転する人のうち最も若い人の年齢に合わせて決める必要があります。21歳以上補償なら、20歳以下の人が運転した時は補償されません。

仮免許は17歳6か月から取れるので、練習する人は10代のことが多いですよね。家の車が「21歳以上」や「26歳以上」の条件なら、そのままでは練習中の運転が対象外になります。

3. 車の持ち主(誰の車で練習するか)

同じ家族でも、車の持ち主との関係で年齢条件の扱いが変わることがあります。協会の説明では、同居の親族以外が運転する場合は、年齢条件にかかわらず補償の対象となるのが一般的とされています。

ただ、運転者限定のほうは別に見る必要があります。別居の祖父母の車や、親戚・友人の車で練習する時は、その車の契約で自分が運転できる範囲に入るかを、持ち主から保険会社に聞いてもらいましょう。

保険証券を見ながら確かめる
  • 運転者限定の欄に、練習する人が含まれている
  • 年齢条件の欄が、練習する人の年齢を満たしている
  • 車の持ち主と練習する人の関係(同居か別居か)を把握した
  • 自賠責の証明書が車に積んである
  • 仮免許での練習も補償されるか、保険会社か代理店に聞いた

年齢条件や限定を変える時に気をつけること

先に結論

年齢条件や運転者限定は、契約の途中でも変えられることがあります。変える時は「いつから」補償が変わるのかを保険会社に確かめ、変更が済んでから練習を始めましょう。

3点チェックで「入っていない」と分かったら、契約を見直すことになります。日本損害保険協会は、特約はすべての保険会社が扱っているわけではなく、内容も違うことがあるので、保険会社か代理店に問い合わせるよう案内しています。

『電話一本で、今日からすぐ変わるの?』と気になりますよね。変更がいつから有効になるかは契約によって違うので、手続きの時に日付まで聞いておくのが大事なところです。

家族の車の保険証券を見ながら、仮免許の練習前に確認する様子のイメージ写真
保険会社や代理店への聞き方
  1. 保険証券を手元に用意し、証券番号を伝える
  2. 「仮免許を取った家族が、この車で路上練習をしたい」と目的を伝える
  3. 練習する人の年齢と、契約者との関係(同居の子など)を伝える
  4. 仮免許での運転が補償の対象になるかを聞く
  5. 年齢条件や運転者限定を変える必要があるか、いつから有効かを聞く
  6. 練習が終わって本免許を取った後の扱いも聞いておく

本免許を取った後のことも一緒に考える

仮免許の練習のために見直した条件は、本免許を取った後もそのまま関係してきます。免許を取ってからも家の車に乗るなら、今のうちに相談しておくと手間が一度で済みますよ。

よくある勘違い

保険の見直しを済ませる前に「今日だけなら」と練習に出てしまうことです。補償の範囲が決まるまでは、教習所の路上教習で経験を積んでおきましょう。

仮免許で1日保険(1day保険)は使える?

先に結論

1日単位で入る自動車保険(いわゆる一日保険)は、商品ごとに入れる条件が決まっています。仮免許での練習に使えるかは、申し込む前にその保険の案内か窓口で確かめましょう。

家の車の保険を変えずに済ませたくて、『仮免許の練習の日だけ1day保険に入れたら楽なのに』と考える方も多いはずです。

ただ、仮免許の人が1日保険に入れるか、入れても練習中の運転が対象になるかを公的にまとめた資料は、この記事では確かめられていません。ここは推測で決めずに、保険会社に聞くのが一番確実です。

確かめたいこと聞き方の例
仮免許で申し込めるか「運転するのは仮免許の人ですが、申し込めますか」
練習中の運転が対象か「家族を助手席に乗せた路上練習でも補償されますか」
どの車に使えるか「親の車でも使えますか。持ち主の条件はありますか」
補償の始まり「申し込んだ後、何時から補償が始まりますか」
補足

レンタカーを借りて練習しようと考えている場合は、保険に加えて、貸してもらえるかどうかの条件もあります。仮免でレンタカーは借りられる?で紹介しています。

知恵袋でよくある相談:仮免許の保険

Yahoo!知恵袋にも、仮免許と保険の相談がよく寄せられています。閲覧の多いものから3つ選び、要点をまとめて答えますね。

相談1:仮免の時点で1日保険に入って運転できる?

仮免許を取ったので、1日だけの保険に入って運転したい。仮免許でも入れるのか、という相談です。

先ほどお伝えしたとおり、仮免許で入れるかは保険の商品ごとの条件しだいです。申し込みの画面や窓口で「仮免許での練習に使いたい」と伝えて、使えるかを確かめてみてください。

入れたとしても、同乗者の条件や標識など、練習の決まりはそのまま守る必要があります。保険があるからといって、一人で運転してよくなるわけではありません。

相談2:実家の車で練習したい。仮免も保険に入れる?

仮免許証が交付されたので、実家の車で路上を走りたい。仮免許でも保険の対象にしてもらえるのか、という相談です。

まずは実家の車の保険証券で、運転者限定と年齢条件を見てみましょう。そのうえで、契約している保険会社に「仮免許の家族が練習で運転する」と伝えて、対象になるかを聞くのが近道です。

対象に入らない時は、条件を変える方法がないかも一緒に相談できます。家族で練習する時の流れは仮免で路上練習するにはで紹介しています。

相談3:車の保険はいつ入るべき?路上教習の前?

仮免許の試験があるけれど、車の保険にはいつ入ればいいのか。路上教習の前に入るべきか、という相談です。

教習所の路上教習は、教習所の教習車で、教習指導員が隣に乗って行います。家の車の保険を考えるのは、家族と路上練習をする時の話なんです。

なので、家で練習する予定がないなら、急いで動かなくても大丈夫です。練習する予定があるなら、練習を始める日より前に確認を終えておきましょう。

練習の段取りに迷ったら、教習所の進め方も見直す

保険の確認や車の用意は、家族の手間も時間もかかりますよね。『家での練習まで手が回らない』という家も少なくありません。

先に結論

家での路上練習は、本免許を取るための決まりではありません。教習所の路上教習で練習を重ねる進め方も、きちんとした選び方の一つです。

仮免許には有効期限もあるので、教習の予約が取りにくい時は、通い方やまとめて取れる進め方を知っておくと気持ちが楽になります。合宿免許や教習所の探し方も、選択肢の一つとして見ておくといいですよ。

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仮免からの進め方を見直すなら、教習所・合宿免許の探し方も

通いやすさや予約の取りやすさ、まとまった休みで集中して取る合宿免許など、教習所の選び方はいくつかあります。地域や日程から教習所を探して、自分に合う通い方を比べてみてください。

無料教習所・合宿免許を探す

教習の内容・料金・日程は各教習所の案内でご確認ください。

万が一の事故の時に何をするかは仮免中に事故を起こしたらで、その場でやることから順に紹介しています。

よくある質問

仮免許でも自動車保険の補償を受けられますか?

契約している任意保険の中身によって変わります。運転者限定と年齢条件を確かめたうえで、仮免許での練習も対象になるかを保険会社か代理店に聞いてみてください。

親の車の保険が21歳以上補償です。仮免の練習はできますか?

日本損害保険協会の説明では、21歳以上補償の場合、20歳以下の人が運転した時は補償されません。同居の子どもが練習するなら、条件の変更ができるかを保険会社に相談しましょう。

仮免許で一日保険や1day保険に入れますか?

1日単位の保険は商品ごとに入れる条件が決まっています。仮免許で申し込めるか、練習中の運転が対象になるかを、申し込む前に保険の案内や窓口で確かめてください。

教習所の路上教習で事故が起きたら、家の保険を使いますか?

教習所の路上教習は、教習所の教習車で教習指導員が隣に乗って行います。教習中の事故の扱いは、入所の時の契約書や教習所の案内で確かめておくと安心です。

保険に入っていれば一人で練習してもいいですか?

いいえ。保険とは関係なく、仮免許では条件を満たす同乗者を助手席に乗せ、その指導の下で運転する決まりです。一人での運転は仮免許運転違反になります。

まとめ

この記事の要点
  • 仮免許の練習前に、自賠責の証明書と任意保険の中身を確かめる
  • 家族の車の任意保険は、運転する人の範囲・年齢の条件・車の持ち主の3点で見る
  • 21歳以上補償なら、20歳以下の運転は補償されない
  • 仮免許での練習も補償されるかは、保険会社か代理店に聞くのが確実
  • 1日保険は商品ごとの条件しだい。申し込む前に仮免許で使えるか確かめる
  • 保険があっても、同乗者と標識の決まりはそのまま守る
仮免ドットコム

仮免ドットコム 編集部

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