仮免許でレンタカーは借りられる?路上練習の車の用意

仮免許でレンタカーを使って路上練習する前に確かめることを紹介する記事のアイキャッチ。駐車場の車と車のキーを持つ手元

当サイトの記事は編集部が法令・警察庁や都道府県警察などの公的機関の情報、業界団体の公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内に合宿免許・教習所探しのサービスへの案内(広告)を含みます。

家に車がなくて、『仮免の路上練習、レンタカーでできないかな?』と考えている方もいるはずです。都会に住んでいて、家族もレンタカー派という家庭なら、なおさら気になりますよね。

結論から言うと、仮免許で練習する時の道路交通法の条件は隣に乗る人・車の標識・練習の目的・仮免許証の携帯です。この記事で調べた条文の中には、車がレンタカーかどうかの条件は出てきません。ただし、貸してくれるか、仮免許の人の運転を認めるかはレンタカー会社の決まりしだいです。

この記事では、練習の車を3つの選び方で比べ、レンタカーを借りる前に確かめることを表にしました。

目次

仮免許でレンタカーは借りられる?運転できる?

先に結論

道路交通法が仮免許の練習に求めているのは、人・標識・目的・携帯の条件です。レンタカーを借りられるか、仮免許の人が運転してよいかは、借りる前にレンタカー会社に確かめます。

仮免許のレンタカーの話は、「法律の条件」と「会社の決まり」の2つに分けると分かりやすいです。表で見てみましょう。

分けて考えること中身確かめる先
法律の条件条件を満たす人を隣に乗せ、前後に標識を付け、練習のために運転する。仮免許証を携帯する道路交通法・都道府県警察の案内
会社の決まり誰が借りられるか、誰が運転してよいか、標識を付けてよいかレンタカー会社
保険の範囲事故の時に、運転した人が補償されるかレンタカー会社・保険の説明

『法律で禁止されていないなら、どこでも借りられるよね?』と思いがちですよね。ただ、会社が貸すかどうかは別の話です。ここは借りる前の確認が欠かせない所なんです。

仮免許で練習する条件の全体は仮免許で運転する条件で、仮免許の仕組みは仮免とは?で紹介しています。

仮免レンタカーで「借りる人」と「運転する人」

レンタカーでは、借りる人と運転する人が別になることがあります。例えば、親が借りて、仮免許の子どもが練習で運転するような場面です。

この時、借りる時に運転する人をどう届けるかは、会社の決まりで変わります。仮免許の人が運転することを、借りる前に正直に伝えて相談しておきましょう。

練習の車を3つで比べる:家族の車・知人の車・レンタカー

先に結論

練習の車の用意は「家族の車」「知人の車」「レンタカー」の3つに分けられます。どれを選んでも、標識を付けられるかと、保険で練習する人が補償されるかを確かめるのは同じです。

それぞれの向き・不向きと、確かめたいことを表にしました。自分の家の状況に近い所から考えてみてください。

練習の車向いている人確かめたいこと
家族の車家に車があり、家族が隣に乗れる人保険の年齢の条件と、運転する人の限定
知人の車親せきなど、頼める人が身近にいる人持ち主の了解、保険の範囲、傷つけた時の話し合い
レンタカー家に車がない人仮免許の人の運転を認めるか、標識を付けてよいか、補償の範囲

『結局どれが一番いいの?』と迷いますよね。条件をそろえやすく、何度も練習しやすいのは、家族の車であることが多いです。

練習の車を、家族の車・知人の車・レンタカーの3つで比べた図解

家族の車で練習する場合

家族の車は、いつも使っている車なので段取りがしやすいのが良い所です。一方で、保険の契約で運転する人の年齢や範囲を限定していることがあります。

日本損害保険協会の説明では、運転者の年齢の条件より若い人が運転すると補償されないことがあるとされています。家族の車での練習の流れは仮免で路上練習するにはで紹介しています。

知人の車で練習する場合

親せきや知り合いの車を借りる時は、持ち主の了解をはっきり取っておくことが大切です。保険が練習する人をどこまで補償するかも、持ち主と一緒に確かめましょう。

例えばこんな確かめ方になります。

「練習で運転させてもらってもいいですか?保険で私が補償されるかも見てもらえますか」
「保険証券を見てみるね。分からない所は保険会社に聞いてみるよ」

レンタカーで練習する場合

レンタカーは、家に車がない家庭にとって心強い方法です。ただ、仮免許の人の運転を認めるか、標識を付けてよいかは会社によって違うと考えておきましょう。

車の傷や汚れにも気をつけたいところです。標識を付けた跡が残らないかなども、借りる前に聞いておくと安心です。

家に車がない時のもう一つの考え方

練習の車がどうしても用意できない時は、教習所の路上教習を中心に進めるのも立派な選択です。教習所の教習車なら、標識も隣に乗る指導員も教習所の側でそろっています。

『家で練習しないと遅れるかも』と焦る方もいますよね。ただ、教習所に通っている人にとって、教習所の外での練習は決まりで求められている物ではないので、無理に車を用意しなくても大丈夫です。

借りる前に確かめることの表

先に結論

レンタカーで練習する前に、会社には「仮免許の人が運転してよいか」「標識を付けてよいか」「補償の範囲」を聞きます。自分たちの側では、隣に乗る人の条件と仮免許証の期限を確かめます。

仮免許でレンタカーを使う時に、確かめることを表にまとめました。電話や窓口で聞く時のメモとして使ってみてください。

確かめる相手確かめること確かめる理由
レンタカー会社仮免許の人が練習で運転してよいか会社の決まりで決まるため
レンタカー会社車の前と後ろに標識を付けてよいか練習には前後の標識が条件のため
レンタカー会社事故の時、運転した人は補償されるか補償の範囲は会社の説明で決まるため
自分たち隣に乗る人がその車を運転できる免許を通算3年以上持っているか道路交通法の同乗者の条件のため
自分たち仮免許証が有効期間内で、手元にあるか携帯と有効期間が条件のため
借りる前のチェックリスト
  • 仮免許の人が運転することを会社に伝えた
  • 標識を付けてよいかを聞いた
  • 補償の範囲を説明してもらった
  • 隣に乗る人の免許の区分と期間を確かめた
  • 前用と後ろ用の標識を用意した
仮免許でレンタカーを借りる前に、会社と自分たちで確かめることをまとめた図解

標識の大きさや付ける位置は仮免許練習中の標識(プレート)とは?で紹介しています。

会社に聞く時の言い方の例

電話や窓口で聞く時は、仮免許であることと、練習で使うことを最初に伝えると話が早いです。例えばこんな聞き方ができます。

「仮免許の子どもが、家族の同乗で運転の練習をしたいんですが、運転してもいいですか?」
「標識を車の前と後ろに付けてもいいかも教えてください」

答えがはっきりしない時は、無理に借りずに、家族の車など別の方法を考えるのも一つの選択です。

レンタカーで練習する日の流れ

借りられることが分かったら、練習の日の流れも決めておきましょう。借りる時間が決まっている分、段取りを先に決めておくと焦らずにすみます。

レンタカーで練習する日の流れ
  1. 借りる時に、運転する人と補償の範囲をもう一度確かめる
  2. 車の前と後ろに標識を付け、仮免許証を持つ
  3. シートとミラーを合わせ、車の大きさや操作に慣れる
  4. すいた道で、発進と停止から練習を始める
  5. 返す前に標識を外し、跡や傷がないか見る

保険は「誰が補償されるか」を聞く

保険で大事なのは、事故があった時に、仮免許で運転した人が補償されるかどうかです。仮免許の人が任意保険でどう扱われるかを示した公的な資料は、この記事では確認できていません。

だからこそ、借りる前に会社の説明で確かめておくことが大切です。家族の車の保険の確かめ方は仮免で路上練習する時の自動車保険でまとめています。

仮免許のうちに車を購入しても大丈夫?

先に結論

仮免許のうちに練習用の車を購入する場合も、運転する時の条件は同じです。一人で運転して帰ることはできず、自賠責保険に入っていない車での運転は仮免許の取消しの基準にもあたります。

『どうせ買うなら、仮免許のうちに車を購入して練習したい』と考える方もいますよね。車を買うこと自体と、その車を仮免許で運転することは、分けて考えましょう。

場面気をつけたいこと
車を受け取る時一人で運転して帰らない。条件を満たす人の同乗と標識が要る
練習を始める前自賠責保険と任意保険で、練習する人が補償されるかを確かめる
本免許を受けた後1年に達するまでは初心者マークを付ける

練習用の車を選ぶ時に確かめたいこと

練習用に車を選ぶ時は、普通仮免許で運転できる普通自動車かを確かめます。AT車かMT車かも、隣に乗る人の免許がその車を運転できる区分かどうかに関わります。

『隣に乗る親の免許で、この車を運転できるかな』と迷う時は、車検証と免許証を一緒に見てみてください。標識を前と後ろに付けやすい形かどうかも、見ておくと練習の準備が楽になります。

本免許を受けられるのは18歳からです。17歳6か月で仮免許を取った人は、車の購入の時期も含めて家族とよく相談してみてください。

よくある相談:仮免とレンタカーで迷うこと

知恵袋などでよく見かける、仮免とレンタカーについての相談を3つ選んで答えてみます。

先に結論

どの相談も、「法律の条件」と「会社の決まり」と「保険の範囲」の3つに分けると答えが見えてきます。分からない所は、自分で決めずに会社や警察に確かめましょう。

相談1:仮免許でレンタカーを運転するのは法律違反?

隣に3年以上の免許を持つ人が乗る前提で、仮免許でレンタカーを運転するのは違反かという相談です。仮免許の練習の条件は、人・標識・目的・携帯で、車がレンタカーかどうかは条件に入っていません。

ただし、標識を付け忘れたり、練習以外の目的で運転したりすれば、レンタカーでも違反になります。会社の決まりも、借りる前に確かめておきましょう。

相談2:親が借りたレンタカーで、プレートと仮免許証があれば大丈夫?

親が借りたレンタカーに標識を付け、仮免許証を持って練習すれば問題ないかという相談です。隣に条件を満たす人が乗り、練習のために運転するなら、法律の条件はそろいます。

ただ、仮免許の人が運転してよいかは会社の決まりです。親が借りる時に、仮免許の子どもが練習で運転することを伝えておくと安心です。

相談3:保険に入れば、事故の損害は全部払わなくていい?

レンタカーを借りる時に保険に入れば、事故を起こしても損害を払わなくていいのかという相談です。補償の範囲は会社や契約の中身で変わるので、全部が補償されるとは限りません。

借りる時の説明で、補償される所とされない所を聞いておきましょう。何より、事故を起こさないように、すいた道と明るい時間に練習することが大切です。

練習の車を用意するのが難しくて、教習所の路上教習を中心に進めたい方もいるはずです。仮免からの進み方を見直したい時は、合宿免許や通いやすい教習所の探し方も知っておくと選択肢が広がります。

教習所・合宿免許さがし(PR)

仮免からの進め方を見直すなら、教習所・合宿免許の探し方も

通いやすさや予約の取りやすさ、まとまった休みで集中して取る合宿免許など、教習所の選び方はいくつかあります。地域や日程から教習所を探して、自分に合う通い方を比べてみてください。

無料教習所・合宿免許を探す

教習の内容・料金・日程は各教習所の案内でご確認ください。

よくある質問

仮免でレンタカーは借りられますか?

貸してくれるか、仮免許の人が運転してよいかは、レンタカー会社の決まりしだいです。借りる前に、仮免許の人が練習で運転することを伝えて確かめましょう。

仮免許でレンタカーを運転する時も標識は要りますか?

はい、練習のために運転する時は、レンタカーでも車の前面と後面に標識を付けます。付けてよいかを会社に確かめておきましょう。

仮免許で車を購入して、一人で乗って帰れますか?

一人では運転できません。条件を満たす人を隣に乗せ、標識を付け、練習のための運転である必要があります。

仮免のレンタカー練習で、隣に乗る人の条件は変わりますか?

変わりません。その車を運転できる第一種免許を通算3年以上受けている人や、第二種免許を受けている21歳以上の人などが隣に乗ります。

レンタカーで仮免の練習中に高速道路を走れますか?

警察の案内では、練習は高速道路や自動車専用道路以外の道で行うことになっています。レンタカーでも同じです。

まとめ

この記事の要点
  • 仮免許の練習の条件は人・標識・目的・携帯で、レンタカーかどうかは条件に入っていない
  • 貸してくれるか、仮免許の人の運転を認めるかはレンタカー会社に確かめる
  • 練習の車は、家族の車・知人の車・レンタカーの3つで比べる
  • どの車でも、標識を付けられるかと保険の補償の範囲を確かめる
  • 仮免許のうちに車を購入しても、一人で運転して帰ることはできない
仮免ドットコム

仮免ドットコム 編集部

仮免許(仮運転免許)の学科試験・修了検定・効果測定の対策から、仮免での路上練習の条件、有効期限や手続き、合宿免許・教習所の選び方までを、教習中の人と家族が落ち着いて準備できるように整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次