雨の日の仮免検定|ワイパー・視界・ブレーキで気をつけること

雨の日の仮免検定で気をつけることを紹介する記事のアイキャッチ。雨の教習所のコースを運転席から見た景色

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検定の日の天気予報を見たら、雨マーク。『雨の中で運転したことがないのに、ワイパーの付け方も分からない…』と焦っている方もいますよね。

結論から言うと、雨の日の仮免検定でも採点の決まりは晴れの日と同じです。変わるのは、外の見え方、止まるまでの距離、ワイパーなどの操作の3つだけなので、そこを前もって押さえておけば落ち着いて走れます。

この記事では、仮免の雨の日に気をつけることと、ワイパーを動かすタイミング、乗る前のチェックリストをお伝えしますね。

目次

雨の日でも仮免検定はある?採点は変わる?

先に結論

雨の日でも、採点に使われる警察庁の基準は同じです。雨だから甘くなることも、厳しくなることもありません。大雨の時に検定を行うかどうかは教習所の判断なので、心配な時は教習所に確かめましょう。

教習所の修了検定は、仮免許の技能試験と同じやり方・合格基準に準じて行われます。採点の物差しは、警察庁が示している「減点適用基準」です。

雨の日に関係しやすい項目を、場内の点数で並べてみました。

雨の日に起きやすいこと採点基準での扱い(要約)場内の扱い
窓がくもって、目で確かめるのが不十分になる安全不確認10点の減点
踏切の直前で窓を開けず、左右を目で確かめない安全不確認10点の減点
ぬれた路面で速度を落としきれずカーブに入る速度速過ぎ小10点・大20点
止まりきれず停止線を越える(一時停止の場所)指定場所不停止検定中止
見えにくさでコースからはみ出す脱輪小5点・中20点・大は中止

警察庁の実施基準では、安全確認は「原則として直接目視及び後写鏡又は後方等確認装置によること」とされています。雨でミラーや窓が見えにくくても、目で確かめることは省けないんです。

『雨のせいで減点されたら不公平…』と感じるかもしれません。ただ、雨の日は条件がみんな同じではない分、早めの準備が点数を守ってくれます。

仮免の学科に雨の日の問題は出る?

技能だけでなく、学科の心配をしている方もいるかもしれません。警察庁の学科試験の出題基準では、教則の「悪天候など」の節は仮免許の出題区分から除かれています。

雨の日の運転の知識は、仮免のあとの学科や路上教習で学ぶ内容です。今は技能の検定に集中して大丈夫ですよ。

雨の日に変わることは「見え方」「止まり方」「操作」の3つ

ここでの結論

雨の日の検定で変わることは、外の見え方、止まるまでの距離、ワイパーなどの操作の3つに分けられます。どれも、晴れの日より「少し早めに」動けば補えることばかりです。

雨の日の不安は、何が変わるのか分からないところから来ていますよね。そこで、変わることを3つに分けてみました。

雨の日の検定で変わることを、見え方・止まり方・操作の3つに分けて並べた図解
変わること晴れの日との違い早めにすること
見え方窓がくもる、ミラーに水滴がつく、外が暗いくもり止めとワイパーを走る前に整える
止まり方ぬれた路面では止まるまでの距離が延びるブレーキを早めに、やさしく踏み始める
操作ワイパーやくもり止めの操作が増える操作の場所を乗る前に確かめておく

見え方:窓のくもりとミラーの水滴

雨の日は、車の中と外の温度差で窓がくもりやすくなります。前が見えにくいだけでなく、横の窓から目で確かめるのもしにくくなるんです。

ミラーに水滴がついていると、後ろの様子がぼやけて見えます。ミラーだけに頼らず、首を回して目で見る確認を、晴れの日より意識してみてください。

止まり方:止まるまでの距離が延びる

交通の方法に関する教則では、路面が雨にぬれ、タイヤがすり減っている場合、止まるまでの距離は乾いた路面の時に比べて「2倍程度に延びることがあります」とされています。

つまり、いつもと同じ場所でブレーキを踏み始めると、停止線を越えてしまうおそれがあるということです。一時停止の場所で停止線を越えると、指定場所不停止として検定中止になります。

操作:手がふさがる場面が増える

ワイパーの速さを変えたり、くもり止めを入れたりと、雨の日は手の操作が増えます。曲がっている最中や確認の最中にレバーを探すと、ハンドルがぶれたり確認が抜けたりしやすくなります。

仮免のワイパーのタイミングと使い方

ここでの結論

ワイパーは、走り出す前に動かしておくのが基本です。雨の強さに合わせて速さを変えるのは、まっすぐ走っている時や止まっている時にしましょう。

『ワイパーってどのタイミングで付けるの?』という仮免のワイパーの悩みは、知恵袋でもとても多い相談です。結論は「前が見えにくくなる前に」です。

ワイパーのレバーの位置や、止め方・速さの変え方は車によって違います。検定に使う車でどう動かすかは、教習中か乗車前の説明の時に教官に聞いておきましょう。

雨の日のワイパーの使い方の流れ
  1. 乗車して運転姿勢を整えたら、ワイパーとくもり止めのスイッチの場所を目で確かめる
  2. 雨が降っていれば、走り出す前にワイパーを動かしておく
  3. 雨の強さに合わせて、まっすぐ走っている時か止まっている時に速さを変える
  4. 窓がくもってきたら、くもり止めを入れる
  5. 走り終えて止まったら、教官の指示に合わせてワイパーを止める
場面ワイパーの操作の目安
発進する前雨なら動かしておく。速さもここで決める
直線を走っている時見えにくくなったら速さを変えてよい
カーブ・S字・クランクの中操作せず、ハンドルとブレーキに集中する
交差点・踏切の手前操作せず、確認と合図に集中する
雨が弱くなった時止まっている時か直線で、遅くするか止める

ワイパーの操作で迷ったら、まず前が見える状態を優先しましょう。見えないまま進むほうが、脱輪や確認の抜けにつながりやすいんです。

雨の日の検定で気をつけたい場面

ここでの結論

雨の日に特に気をつけたいのは、踏切、一時停止、カーブとS字・クランクの4つです。どれも「いつもより早めに減速、いつもより丁寧に確認」で乗りきれます。

雨の日は、場面ごとに気をつける所が少し変わります。晴れの日との違いを、場面ごとに見ておきましょう。

踏切:雨でも窓を開けて目で確かめる

採点基準では、踏切の直前で窓を開けて左右を目で確かめないと安全不確認になります。雨の日は窓を開けたくない気持ちになりますよね。

ただ、雨の日でも決まりは同じです。少しぬれても、窓を開けて目と耳で左右を確かめましょう。

一時停止とカーブ:ブレーキは早めに

一時停止の場所では、いつもより少し手前からブレーキを踏み始めます。カーブも同じで、入る前に速度を落としておくのが雨の日の基本です。

ブレーキは一度に強く踏むより、早めにやさしく踏み始めて、じわっと強めるほうが車が安定します。

S字・クランク:見えにくい所は止まってもいい

雨で窓がくもると、縁石の位置が見えにくくなります。見えないまま進むと、脱輪につながります。

見えにくいと感じたら、無理に進まず止まって確かめることも大切です。脱輪した時の扱いは仮免の脱輪の減点と戻し方で紹介しています。

よくある失敗

カーブの途中でワイパーの速さを変えようとして、ハンドルがぶれるケースです。ワイパーの操作は直線か止まっている時に、と決めておきましょう。

技能検定の前日の準備や心構えは仮免の技能検定で気をつけることで紹介しています。

教習の予約が取りにくい時期は、天気に関係なく検定の日が決まることもあります。仮免までの進み方を見直したい方や、まとめて通える環境が気になる方は、合宿免許や教習所の探し方も知っておくと選択肢が広がりますよ。

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乗る前に確かめることチェックリスト

ここでの結論

雨の日の検定は、乗る前と走り出す前の準備でかなり楽になります。ワイパー、くもり止め、ミラー、運転姿勢を、走り出す前にひとつずつ確かめておきましょう。

採点は「乗車する時から」です。乗り方や乗る前の確認も見られるので、雨で急ぎたくなっても手順は省かないようにしましょう。

雨の日の検定で、乗る前と走り出す前に確かめることをまとめたチェックリストの図解
雨の日の検定の前に確かめること
  • 乗る前に、車の前後と周りの安全を確かめたか
  • ドアをしっかり閉め、シートベルトを締めたか
  • ミラーの水滴で見えにくくないか、角度は合っているか
  • ワイパーとくもり止めのスイッチの場所が分かるか
  • 走り出す前にワイパーを動かして、前が見えるか
  • 足元がぬれて、ペダルから足がすべりそうになっていないか

足元と服装のちょっとした準備

雨の日は、靴の裏がぬれたまま乗るとペダルの上で足がすべりやすくなります。乗る前に靴の裏の水気を軽く落としておくと安心です。

服がぬれて体が冷えると、手がこわばって操作がぎこちなくなることも。替えのタオルや羽織る物を一枚持っていくと、待ち時間も落ち着いて過ごせます。

教官には、こんなふうに聞いておくと安心です。

「雨の日のワイパーは、どのタイミングで動かせばいいですか?」

「この車のくもり止めは、どのスイッチですか?」

乗る前から発進までの順番は、仮免の乗車前確認と発進手順でまとめています。緊張が強い方は仮免で緊張する時の落ち着き方も読んでみてください。

雨の日の仮免でよくある相談

知恵袋に寄せられている雨の日の相談から、閲覧の多いものを3つ要約して答えますね。

「前回は大雨で落ちた。今回も雨になりそうで不安」

前回の仮免の検定が初めての大雨の中で、今回もまた雨になりそうで不安、という相談です。閲覧数が多く、同じように天気が気になる方がたくさんいるのが分かります。

雨の日の採点の決まりは晴れの日と同じです。この記事の3つの変化を前もって知っておくだけでも、前回より落ち着いて走れるはずです。

「雨の日の検定で、ワイパーの手順はどうすればいい?」

雨の日の技能試験で、ワイパーの操作はどういう手順でやればよいのか、という相談です。

手順は、乗車して姿勢を整えたらスイッチの場所を確かめ、走り出す前に動かしておく、です。速さを変えるのは直線か止まっている時にしましょう。

「ワイパーを動かすことはできるけど、止め方が分からない」

検定に使う車で、ワイパーの動かし方は分かるけれど止め方が分からない、という相談もありました。

ワイパーの止め方は車によって違います。検定の前に教官に聞いておくか、乗車前の説明の時に確かめておくのがいちばん確実です。

相談の読み方

知恵袋の回答には、教習所や地域ごとの違いが混ざっています。大雨の時の検定の扱いは、通っている教習所の案内で確かめてください。

よくある質問

雨の日だと仮免の検定は中止になりますか?

雨の日に検定を行うかどうか、大雨の時にどうするかは教習所の判断です。予定どおりか不安な時は、前日までに教習所に確かめておきましょう。

雨の日は採点が甘くなりますか?

いいえ、採点に使われる警察庁の基準は晴れの日と同じです。雨の日は見え方や止まるまでの距離が変わるので、早めの減速と丁寧な確認を意識しましょう。

仮免のワイパーはいつ付ければいいですか?

雨が降っていれば、走り出す前に動かしておくのが安心です。速さを変えるのは直線か止まっている時にして、カーブや交差点の中では操作しないようにしましょう。

雨の日はブレーキをどのくらい早く踏めばいいですか?

何m手前という決まった数字はありません。教則では、雨にぬれた路面でタイヤがすり減っていると、止まるまでの距離が2倍程度に延びることがあるとされています。いつもより手前から、やさしく踏み始めてみてください。

雨の日でも踏切では窓を開けますか?

はい、雨の日でも同じです。採点基準では、踏切の直前で窓を開けて左右を目で確かめないと安全不確認として10点の減点になります。

まとめ

この記事の要点
  • 雨の日でも、仮免の検定の採点の決まりは晴れの日と同じ
  • 変わるのは「見え方」「止まり方」「操作」の3つ
  • ぬれた路面では止まるまでの距離が2倍程度に延びることがある
  • ワイパーは走り出す前に動かし、速さを変えるのは直線か止まっている時
  • 踏切では雨でも窓を開けて左右を目で確かめる
仮免ドットコム

仮免ドットコム 編集部

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