仮免前のみきわめとは?内容と、良好をもらえない時の理由

仮免前のみきわめの内容と、良好をもらえない時の理由を紹介する記事のアイキャッチ。教習所のS字コースと教習車

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教習の予定表に「みきわめ」と書かれていて、『これって試験なの?落ちることもあるの?』と気になっていませんか。名前だけ聞くと、ちょっと怖く感じますよね。

結論から言うと、仮免のみきわめは第一段階の最後の技能教習で、修了検定に進んでいいかを教官が確かめるものです。良好をもらえなくても、追加の教習で練習してから、また確かめてもらえます。

この記事では、みきわめの位置づけと内容を、検定の採点と並べて紹介しますね。

目次

仮免のみきわめとは?

先に結論

仮免のみきわめとは、第一段階の最後の時限で、それまでの教習の成果を確かめることです。道路交通法施行規則では「教習効果の確認」と書かれていて、成績が良好な人だけが次に進めます。

教習所の第一段階は、法令では「基本操作及び基本走行」と呼ばれます。その最後の教習時限で、教習の成果を確かめることになっているんです。

道路交通法施行規則には、次のように決められています。

法令での書き方

道路交通法施行規則では、基本操作及び基本走行の最後の教習時限で「その教習効果の確認を行い、その成績が良好な者についてのみ応用走行を行うこと」とされています。

法令の言葉は「教習効果の確認」で、「みきわめ」という言葉は出てきません。教習所では、この確認を一般にみきわめと呼んでいます。

仮免の見極めと卒業前の見極め

みきわめは、仮免の前と卒業の前の2回あります。県警の資料には、第二段階(応用走行)の確認を「みきわめ」と呼ぶ書き方もあります。

時期法令での書き方確かめる中身良好の後に進むもの
仮免の前基本操作及び基本走行の最後の教習効果の確認第一段階の教習の成果修了検定、そして第二段階へ
卒業の前応用走行の最後の教習効果の確認第一段階と第二段階の教習の成果教習の修了、卒業検定へ

この記事では、仮免の前のみきわめについて紹介します。「仮免許のみきわめ」「見極め」と書かれていることもありますが、同じものです。

仮免のみきわめの内容と時期

ここでの結論

みきわめは、第一段階の技能教習の最後の時限に行われます。普通免許の第一段階の技能教習は、現行の規則でATもMTも12時限で、1時限は50分です。みきわめの中身は、それまで習った基本の運転です。

道路交通法施行規則の基準では、普通免許の第一段階の技能教習は、ATでもMTでも12時限です。1時限は50分で、技能の身につき方に合わせて延長することになっています。

項目法令の基準
第一段階の技能教習AT・MTとも12時限(1時限50分)
第一段階の1日の技能教習2時限まで
みきわめの時期第一段階の最後の教習時限
修了検定を受けられる人第一段階の技能教習と学科(一)を終えた人
普通免許の教習の期限9か月以内に修了
仮免のみきわめが、第一段階の技能教習から修了検定までの流れのどこにあるかを示した図解

修了検定を受けられるのは、第一段階の技能教習と学科(一)を終えた人に限られています。学科の進み方も合わせて、教習所の予定表で確かめておきましょう。

第一段階で習うことは教習所の第一段階とは?で詳しく紹介しています。

仮免のみきわめの内容

みきわめで何を走るか、どう確かめるかの細かいやり方は、教習所によって違います。ただ、第一段階で習った基本の運転を確かめる時間だと考えると分かりやすいですよ。

『いつもの教習と何が違うの?』と思う方もいますよね。いつもの教習は「教わる時間」、みきわめは「一人でできるかを見てもらう時間」というイメージです。

みきわめから仮免までの順番
  1. 第一段階の技能教習と学科(一)を進める
  2. 第一段階の最後の時限で、みきわめを受ける
  3. 良好なら、修了検定(仮免の技能)を受ける
  4. 修了検定に合格すると、修了証明書が出る
  5. 仮免の学科試験と適性試験に合格して、仮免許をもらう

学科の模擬テストである効果測定については、仮免前の効果測定とは?で紹介しています。

みきわめで見られることを検定の採点と並べると

ここでの結論

みきわめは「検定に進んでいいか」の確認です。だから、修了検定で採点される場面を通して、自分ができているかを確かめておくのが一番の準備になります。

みきわめで教官がどこを見るかは、教習所や教官によって違います。ただ、目的は検定に進めるかどうかの確認なので、検定の採点と並べて考えると準備がしやすくなります。

修了検定は100点からの減点方式で、AT限定は70点以上が合格です。MTはAT車の項目で70点以上、MT車の項目で60点以上が必要になります。

検定で見られる場面検定の採点での主な扱いみきわめまでに自分で確かめたいこと
乗る時の準備シートベルトなし10点、ドアの閉め忘れ5点座ってからの準備を毎回同じ順番でできるか
発進・進路変更目で見る確認なし10点、合図のミス5点合図、ミラー、目で見る確認がセットでできるか
交差点徐行違反20点曲がる手前で、すぐ止まれる速さにできるか
S字・クランク脱輪の小5点、中20点手前で速度を落とし、脱輪したらすぐ止まれるか
一時停止止まらないと検定中止停止線の直前でしっかり止まれるか
坂道逆行の小10点、中20点下がらずに発進できるか
最後の停車停止目標から離れる5点、降りる前の確認なし10点止める位置に合わせ、降りる前に後ろを見られるか
みきわめまでに確かめたいことを、修了検定の採点される場面と並べた図解

点数の細かい一覧は、仮免の減点項目一覧にまとめています。

みきわめの前の日にできること

『明日みきわめなのに、練習があと1時間しかない…』と焦る方もいますよね。乗れる時間が少ない時こそ、乗らずにできる準備が役に立ちます。

上の表の右の列を、頭の中で一つずつなぞってみてください。乗ってから発進するまで、交差点、S字とクランク、最後の停車と、場面ごとに自分の動きを思い浮かべます。

途中で「ここは自信がない」と感じた場面があれば、そこがみきわめで教官に聞くべきところです。苦手な場面がはっきりしているだけでも、みきわめの時間を有効に使えますよ。

仮免のみきわめで落ちる理由

ここでの結論

みきわめで良好をもらえないのは、検定に進むにはまだ不安な場面があると教官が判断した時です。落ちるというより「もう少し練習してから」という合図だと考えましょう。

『仮免のみきわめで落ちる人っているの?』と心配になりますよね。法令では、成績が良好な人だけが次に進むことになっているので、良好をもらえないことはあります。

ただ、これは不合格というより、教習の時限が延びるということです。施行規則でも、時限数は技能の身につき方に合わせて延長するとされています。

良好をもらえない時によくある理由

良好をもらえない時は、次のような場面に不安が残っていることが多いようです。

見極めで落ちる前に振り返りたいこと
  • 合図や目で見る確認が、ときどき抜ける
  • S字やクランクで、速度が出たまま入ってしまう
  • 一時停止で、停止線をはみ出したり手前すぎたりする
  • 坂道の発進で、車が下がってしまう
  • 教官に言われないと、次にやることが出てこない

最後の「言われないと出てこない」は、意外と見落としがちです。検定では、教官は隣で助けてくれません。自分の判断で手順を進められるかが大事なんです。

良好をもらえなかった時にやること

良好をもらえなかった時は、まずどこが不安だったかを教官に聞いてみてください。例えばこんなふうに聞くと、答えてもらいやすくなります。

「次の教習で、特にどこを練習すればいいですか」
「検定だと、今日のどの場面が一番まずかったですか」

聞いたことは、その日のうちにメモしておきましょう。次の教習で、その場面だけを意識して走ると、練習の効果が上がります。

よくある失敗

良好をもらえなかったことで落ち込んで、次の教習まで何も振り返らないまま乗ってしまうことがあります。言われたことを一つでもメモしておくだけで、次の時間の使い方が変わります。

教習が延びると、教習所によっては追加の料金がかかることがあります。料金のしくみは教習所によって違うので、契約の内容を確かめてみてください。

みきわめや検定の予定が思うように進まず、仮免までの進み方を見直したい人は、合宿免許や教習所の探し方も知っておくと選択肢が広がります。

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仮免のみきわめでよくある相談

ここでの結論

知恵袋では「みきわめで不良になる人はいる?」「検定に落ちた後の補習もみきわめ?」「みきわめの後すぐ学科試験?」という相談が多く見られます。細かい扱いは教習所によって違うので、案内で確かめるのが確実です。

閲覧の多い相談を要約して、答えてみます。

みきわめで不良になる人もいるの?

みきわめは良好だったけれど、落ちる人や不良になる人もいるのか、という相談です。

法令では、成績が良好な人だけが次に進むことになっています。だから、良好をもらえない人もいます。

ただ、良好をもらえなくても、追加の教習を受けて、また確かめてもらえます。何回目で良好になったかより、検定までにできるようになっているかのほうが大切です。

検定に落ちた後の1時間の練習も、みきわめなの?

みきわめは良好だったのに、検定で補助ブレーキを踏まれて落ち、1時間以上の練習をしてまた受けてと言われた、という相談もありました。

道路交通法施行規則では、修了検定に落ちた人は、1時限以上の技能教習を受けた後でなければ次の修了検定を受けられません。言われた1時間の練習は、この技能教習のことだと考えられます。

その教習の中で、改めて検定に進めるかを確かめるかどうかは、教習所によって違います。教習所の案内で確かめてみてください。検定に落ちた時の流れは仮免の技能(実技)に落ちたで紹介しています。

みきわめが終わったら、すぐに学科試験も受けるの?

みきわめが終わったら、すぐに仮免の学科試験も受けないといけないのか、という相談です。

仮免の学科試験は、修了検定に合格した後に受けます。修了証明書で仮免の技能試験が免除されるのは、修了検定を受けた日から3か月以内です。この間に仮免の学科試験に合格する必要があります。

修了検定と学科試験を同じ日に行うかなど、日程は教習所によって違います。予定表や受付で確かめておきましょう。

よくある質問

仮免のみきわめとは何ですか?

第一段階の最後の技能教習で、修了検定に進んでいいかを確かめることです。道路交通法施行規則では「教習効果の確認」と書かれていて、成績が良好な人だけが次に進めます。

仮免のみきわめで落ちることはありますか?

良好をもらえないことはあります。その場合は教習の時限が延びて、練習してからまた確かめてもらう流れになります。

みきわめと修了検定は何が違いますか?

みきわめは教習の時間の中で、教官が検定に進めるかを確かめるものです。修了検定は技能検定員が行う検定で、100点からの減点方式で採点され、合格すると修了証明書が出ます。

みきわめから検定まで日が空いても大丈夫ですか?

日が空く時は、前の日に検定の場面ごとの手順を頭の中でなぞっておくと安心です。修了検定は第一段階の技能教習と学科(一)を終えていれば受けられ、日程は教習所の予定によって決まります。

みきわめで脱輪したら、戻し方を教えてもらえますか?

みきわめは教習の時間なので、教官に聞くことができます。検定では、脱輪したらすぐ止まって、乗り上げる前の地点まで戻って走り直すことになっているので、みきわめの時に戻し方を確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 仮免のみきわめは、第一段階の最後の時限で教習の成果を確かめること
  • 法令では「教習効果の確認」で、良好な人だけが次に進める
  • 第一段階の技能教習はAT・MTとも12時限で、1時限は50分
  • みきわめの準備は、検定で採点される場面を通して確かめること
  • 良好をもらえなくても、追加の教習で練習してからまた確かめてもらえる
仮免ドットコム

仮免ドットコム 編集部

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