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結果の発表で自分の番号がなかった時、頭が真っ白になりますよね。『周りはみんな受かったのに、自分だけ…』と、帰り道で落ち込んでいる方も多いはずです。
結論から言うと、仮免に落ちても補習や再試験を受けて、もう一度挑戦できます。落ちたからといって、教習が最初からやり直しになるわけではありません。
この記事では、仮免に落ちたらどうなるのかと、次の検定までにやることを時点ごとにお伝えしますね。
仮免に落ちたらどうなる?まず知っておきたい決まり
仮免の技能(修了検定)に落ちたら、1時限以上の補習を受けてから再検定です。学科に落ちたら、学科の試験を受け直します。どちらも「次がある」試験なので、まずは安心してください。
仮免の試験は、大きく分けて2つあります。コースを走る技能の試験(教習所では修了検定)と、〇×で答える学科の試験です。
教習所に通っている人の場合、先に修了検定を受け、合格したあとで仮免の学科試験と適性試験を受ける流れが一般的です。どちらで落ちたかによって、次にやることが変わるんです。
| 落ちた試験 | 決まり(公的な資料より) | 次にやること |
|---|---|---|
| 技能(修了検定) | 道路交通法施行規則で「更に一時限以上の技能教習を受けた後」でなければ次の修了検定を行わないとされている | 補習を1時限以上受けて、再検定を予約する |
| 学科(仮免の学科試験) | 再受験する。回数の決まりは今回調べた公的な資料では見当たらなかった | 間違えた分野を復習して、次の受験日を決める |
| 適性試験(視力など) | 適性試験・学科試験は技能試験の前に行い、どちらかに落ちると他の試験は行わない(試験場の場合) | 眼鏡などを合わせて受け直す |
『落ちたら教習所を追い出されるの?』と心配する方もいますが、そんなことはありません。不合格の人のために、補習と再検定という道がきちんと用意されているんです。
仮免の不合格は「点数が届かなかった」だけ
技能の検定は、100点から減点していく方式です。AT限定なら70点以上、MTはAT車の項目で70点以上とMT車の項目で60点以上が合格の基準です。
学科は50問の〇×で、90%以上(45問以上)の正解が合格ラインです。仮免の不合格は、この基準にあと少し届かなかったというだけのことなんです。
採点のしくみは仮免の減点項目一覧で詳しく見られます。
技能と学科、どちらで落ちたかで次の動きが変わる
技能で落ちた時は「補習で苦手な所を練習してから再検定」、学科で落ちた時は「間違えた分野を復習して再試験」です。技能に合格して学科で落ちた時は、修了証明書の期限に気をつけましょう。
同じ「仮免に落ちた」でも、技能と学科ではやることがまったく違います。2つを並べてみますね。

- 補習を1時限以上受ける
- 教官に減点された場面を聞く
- 苦手な課題を補習で重点的に練習する
- 補習のあとで再検定を予約する
- 補習の決まりはなく、受け直す
- 間違えた分野を書き出す
- 問題集で同じ分野を解き直す
- 修了証明書の期限内に受け直す
技能で落ちた時の流れ
修了検定に落ちた時は、まず補習です。『補習ってお金がかかるの?』と気になりますよね。補習の料金や再検定の料金は教習所によって違うので、通っている教習所の案内で確かめてみてください。
検定が途中で中止になった場合も、流れは同じです。中止になりやすい行為は仮免の一発アウト(検定中止)になる行為にまとめています。
技能で落ちた時の原因と対策は、仮免の技能(実技)に落ちた時の対策でさらに詳しく紹介しています。
学科で落ちた時の流れ
修了検定に合格すると、教習所から修了証明書が出ます。道路交通法では、この修了証明書があれば、検定を受けた日から3か月以内は仮免の技能試験が免除されます。
つまり、学科で落ちても技能をやり直す必要はありません。ただ、3か月を過ぎると免除が受けられなくなるので、次の学科の受験日は早めに決めておきましょう。
「技能は受かったから、学科はそのうちでいいや」と後回しにしてしまうケースです。修了証明書の期限は検定を受けた日から3か月です。期限を過ぎてから慌てないよう、受験日をカレンダーに入れておくと安心です。
学科の勉強の立て直し方は、仮免の学科試験に落ちた時にやることで紹介しています。
落ちた後を3つの時点に分けて考える
落ちた後にやることは「その日のうち」「次の検定まで」「2回目以降」の3つの時点で変わります。全部を一度にやろうとせず、今の時点のことだけに集中すれば大丈夫です。
『何から手をつければいいか分からない』という時は、時間で区切って考えるのがおすすめです。やることを時点ごとに表にしました。

| 時点 | やること | ここでのコツ |
|---|---|---|
| その日のうち | 減点された場面を教官に聞く。メモに残す | 記憶が新しいうちに書く |
| その日のうち | 補習や再試験の予約の方法を確かめる | 受付で次の流れを聞いておく |
| 次の検定まで | 補習で苦手な課題を練習する(技能) | 1回の補習で1つの課題に絞る |
| 次の検定まで | 間違えた分野を解き直す(学科) | 正解した問題より間違えた問題を見る |
| 2回目以降 | 毎回のミスを並べて、同じ所か違う所かを見る | 同じミスが続くなら、そこだけ練習 |
| 2回目以降 | 教習の予定そのものを見直す | 間隔が空きすぎていないかを見る |
その日のうち:結果の理由を聞いておく
落ちた日は落ち込んで、すぐに帰りたくなりますよね。ただ、ここが大事なところです。減点された場面は、その日のうちに聞いておくのが一番なんです。
例えば、こんな聞き方なら気まずくなりません。
「今日の検定で、どこが一番の減点でしたか?」「次の補習で、どこを練習しておけばいいですか?」
教えてもらったことは、スマホのメモに一言ずつ残しておきましょう。「右折の時の寄せ方」「一時停止の位置」のように、場面で書いておくと補習の時に役立ちます。

減点の理由を聞く時のメモの例
メモは、きれいに書かなくて大丈夫です。あとで自分が読み返して分かれば十分なんです。
| 書くこと | メモの例 |
|---|---|
| どの場面か | 2つ目の交差点の右折 |
| 何を言われたか | 中央に寄るのが遅かった |
| 次にどうするか | 合図のあと、早めに右へ寄せる |
| 補習で頼むこと | 右折だけを何度か練習したい |
『落ちた理由なんて、恥ずかしくて聞けない』と思う方もいるかもしれません。ただ、検定員や教官は、どこで減点したかを一番よく知っている人です。聞いておくと、補習の時間をむだなく使えますよ。
次の検定まで:練習することを1つに絞る
補習の時間は限られています。『全部が不安』と思っても、まずは一番大きな減点だった所から練習していきましょう。
学科の場合は、問題集を最初から解き直すより、間違えた分野だけをくり返すほうが効率的です。
仮免の学科は、警察庁の出題基準で範囲が決まっています。教則の「運転の方法」の章からの出題が一番多いので、迷ったらそこから見直してみてください。
技能の補習では、教官に「今日は〇〇を中心に見てほしいです」と最初に伝えておくのがコツです。何を練習したいかがはっきりしている人ほど、補習の中身が濃くなります。
- 減点された場面を1つずつ書き出したか
- 補習で練習する課題を教官と決めたか
- 再検定・再試験の日程を予約したか
- 修了証明書の期限(検定日から3か月)を確かめたか
- 前日に寝る時間を決めたか
2回目以降:ミスの「並び」を見る
2回目以降は、毎回のミスを横に並べてみてください。同じ場面で落ちているなら、そこだけを集中的に練習すればいいということです。
例えば、こんなふうに並べてみると分かりやすいです。
| 回 | 減点された場面 | 見えてくること |
|---|---|---|
| 1回目 | S字で縁石に触れた、一時停止の位置が手前すぎた | 狭い所と止まる位置が苦手 |
| 2回目 | 一時停止の位置が手前すぎた、合図が遅れた | 一時停止が2回続いている |
| 3回目に向けて | 一時停止の止まり方を補習で練習する | 練習することが1つに絞れた |
毎回違う所でミスをしている時は、技術よりも緊張が原因のことも。緊張を和らげる工夫は仮免で緊張する時の落ち着き方を読んでみてください。
仮免で2回落ちた・3回落ちた時の考え方
仮免に2回落ちた、3回落ちたという人は珍しくありません。警察庁の統計でも、延べで見ると受験者の2割ほどは合格していない計算です。回数より「次にどこを直すか」を見ていきましょう。
『二回落ちたのは自分だけでは?』と不安になりますよね。まずは公表されている数字を見てみましょう。
警察庁の「運転免許統計」によると、令和7年の普通仮免許の合格率は78.3%です。仮免許全体(大型・中型・準中型・普通の合計)では79.2%でした。
| 区分(令和7年) | 合格率 |
|---|---|
| 普通仮免許 | 78.3% |
| 普通仮免許のうちAT限定 | 78.8% |
| 仮免許の合計 | 79.2% |
この受験者数は延べの人数で、教習所の人と試験場で受けた人が混ざった数字です。それでも、裏返すと延べで5人に1人ほどは不合格だった計算になります。
つまり、仮免に落ちるのはまったく珍しいことではないんです。合格率の見方は仮免の合格率と落ちる確率で詳しく紹介しています。
仮免で2回落ちた時
仮免で2回落ちた時は、1回目と2回目のミスを比べるのが先です。同じ課題でつまずいているなら、補習でその課題だけを集中して練習させてもらいましょう。
教官に「2回とも同じ所で減点されているので、そこを重点的に見てほしいです」と伝えると、補習の中身がぐっと具体的になりますよ。
仮免で3回落ちた時
仮免で3回落ちた時は、技術だけでなく、教習の進め方も見直す時期です。例えば、こんなことがないか振り返ってみてください。
- 補習から検定までの間隔が空きすぎて、感覚を忘れている
- 前日の睡眠が足りていない
- 検定の日だけ、いつもと違う靴や服装で乗っている
- 減点の理由を聞かないまま、次の検定を受けている
『もう無理かも』と思った時ほど、ミスを書き出してみると原因は意外と少ないものです。
気持ちを立て直すためにできること
落ちた直後は、何をしても気持ちが沈みますよね。『もう教習所に行きたくない』と思うのも、自然なことなんです。
ただ、気持ちが沈んだまま時間が空くと、運転の感覚まで遠のいてしまいます。小さなことからで大丈夫なので、次のどれかを試してみてください。
- 落ちた日は、勉強も練習もせずにしっかり休む
- 次の日に、減点のメモを1回だけ読み返す
- 補習の予約だけ先に入れてしまう
- 合格した友達に、緊張した場面を聞いてみる
- 受かった後にしたいことを1つ決めておく
予約を先に入れてしまうと、『次はこの日』と気持ちの切り替えがしやすくなります。落ち込む時間を短くするコツは、次の予定を決めてしまうことなんです。
家族や友達に「仮免で落ちるなんて」と言われて、つらくなる方もいます。ただ、検定はその日の運転を採点するもので、運転に向いているかどうかを決めるものではありません。言われたことより、次の検定で直す所を見ていきましょう。
仮免に落ちたのはやばい?よくある相談
知恵袋にも「仮免に落ちた」という相談はたくさんあります。共通しているのは、落ちた理由がはっきりすれば、次にやることも見えてくるということです。
知恵袋で多く読まれている相談を、要約して答えてみますね。
相談1:しばらく教習所に行けず、仮免に落ちて落ち込んでいる
「学校の用事で1か月ほど教習所に行けないまま検定を受けて、落ちてしまった。慰めてほしい」という相談です。
『久しぶりに乗ったら感覚が戻らなかった』というのは、よくあることなんです。間が空いたことが原因なら、補習で感覚を取り戻せば十分に挽回できます。
次の検定は、補習から間を空けすぎない日に入れてみてください。乗った感覚が残っているうちに受けるのが、何よりの対策です。
相談2:右折で中央に寄っていなかったと言われて落ちた
「仮免の技能に落ちた。右折の時に中央線に寄っていなかったと言われた」という相談です。
落ちた理由をはっきり教えてもらえたのは、実はチャンスなんです。直す所が1つに絞れているので、補習ではその右折だけを何度も練習させてもらいましょう。
交差点の通り方は仮免検定の交差点の通り方で、右左折の手順と一緒に紹介しています。
相談3:家族に「仮免で落ちるのはやばい」と言われた
「自分以外の家族は仮免で落ちなかったらしく、ひどく言われた。落ちる人はそんなにいないの?」という相談です。
さきほどの統計のとおり、延べで見ると2割ほどの人は合格していない計算です。落ちる人は決して少なくありません。
家族の言葉はつらいですよね。ただ、次に受かればそれで十分です。
「次は〇日に受けるよ。今回は右折で減点だったから、そこを練習してる」と具体的に伝えると、家族も応援しやすくなりますよ。
学科で落ちた後に、教習所の人から別室で勉強の進み方を聞かれたという相談もあります。これは責めるためではなく、次の受験に向けて一緒に計画を立てるためのことが多いはずです。分からない分野を正直に伝えてみてください。
再試験・補習の日程とお金の考え方
補習や再検定の料金、仮免の再試験の受付日は教習所によって違います。教習の期限(9か月)と修了証明書の期限(3か月)の2つだけは、自分でも把握しておきましょう。
『また落ちたら、いくらかかるんだろう』と心配になりますよね。教習所に通っている場合、補習・再検定・学科の再受験の料金は教習所ごとに違います。
契約の時の料金表や、教習所の案内で確かめてみてください。料金の仕組みは仮免の料金と追加料金の仕組みで見ておくと安心です。
試験場で直接受ける場合の例
教習所に通わずに、運転免許試験場で仮免を受ける人もいます。例えば愛知県警の案内では、技能試験に落ちた人は再試験で、再受験のたびに受験手数料と試験車使用料がかかります。
愛知県警の例では、仮免許の受験手数料が2,950円、試験車使用料が1,750円です。手数料は都道府県で違うので、お住まいの都道府県の案内で確かめてくださいね。
期限を2つだけ押さえておく
| 期限 | 中身 | 出典 |
|---|---|---|
| 教習の期限 | 普通免許の教習は9か月以内に修了する | 道路交通法施行規則 |
| 修了証明書の期限 | 修了検定を受けた日から3か月以内なら、仮免の技能試験が免除される | 道路交通法 |
何回か落ちて予定が後ろにずれてくると、この2つの期限が気になってきます。カレンダーに書き込んでおくと、焦らずに済みますよ。
- 修了証明書の期限と教習の期限を確かめる
- 補習を受けられる日を教習所で確かめる
- 補習のあと、なるべく間を空けずに再検定を予約する
- 前日は早めに寝て、当日の持ち物をそろえておく
予定の組み直しに悩んだ時は
落ちたあとで教習の予約がなかなか取れず、予定がどんどん延びてしまう人もいます。仮免までの進み方を見直したい時や、期限が気になる時は、教習所の選び方や合宿免許のしくみも知っておくと選択肢が広がります。
今の教習所で続けるのも、もちろん正当な選択です。そのうえで、比べる材料として仮免までスムーズに進む教習所の選び方や仮免から合宿免許に行ける?も見ておくと安心です。
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よくある質問
仮免に落ちたらどうなりますか?
技能(修了検定)に落ちた時は、1時限以上の補習を受けてから再検定です。学科に落ちた時は、学科の試験を受け直します。教習が最初からやり直しになるわけではありません。
仮免の補習は何時限受けますか?
道路交通法施行規則では、修了検定に落ちた人は「更に一時限以上」の技能教習を受けてから次の検定を受けると決められています。何時限受けるかは、教官と相談して決めることが多いです。
仮免の学科だけ落ちた時、技能はやり直しですか?
修了証明書があれば、修了検定を受けた日から3か月以内は仮免の技能試験が免除されます。期限内に学科に合格すれば、技能をやり直す必要はありません。
仮免に2回落ちたのは珍しいですか?
珍しくありません。警察庁の統計では、令和7年の普通仮免許の合格率は78.3%で、延べで見ると2割ほどは合格していない計算です。
仮免の再試験にお金はかかりますか?
教習所の補習・再検定・再受験の料金は教習所ごとに違います。試験場で受ける場合は、例えば愛知県警では再受験のたびに受験手数料と試験車使用料がかかります。
まとめ
- 技能に落ちたら1時限以上の補習を受けてから再検定
- 学科に落ちたら受け直す。修了証明書の期限(3か月)に注意
- 落ちた後は「その日のうち」「次の検定まで」「2回目以降」で分けて考える
- 普通仮免許の合格率は78.3%(令和7年)。落ちる人は珍しくない
- 補習や再試験の料金は教習所ごとに違うので、案内で確かめる





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