仮免の安全確認と巻き込み確認|減点されない確認のタイミング

仮免の安全確認と巻き込み確認のタイミングを紹介する記事のアイキャッチ。教習車の運転席から見たドアミラー

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みきわめで「確認が浅いね」と言われて、『どこまで見れば確認したことになるの?』とモヤモヤしていませんか。運転に集中していると、首を向けるのを忘れがちですよね。

結論から言うと、仮免の安全確認はミラーで見たあと、顔を向けて目で直接見ることが基本です。警察庁の採点基準では、確かめなかった時の安全不確認は1回10点の減点になります。

この記事では、発進前・進路変更・左折・右折の4場面で、どこをどの順番で見るかを表で確かめられるようにしました。

目次

仮免の安全確認で見られるのはどこ?

先に結論

修了検定で安全確認をしなかった時は「安全不確認」として10点引かれます。発進の直前、進路を変える時、交差点、踏切の手前、降りる前にドアを開ける時が主な場面です。

仮免の技能検定(修了検定)は、100点から引いていく減点式です。警察庁の基準では、AT限定の仮免は70点以上で合格になります。

『10点ってどのくらい重いの?』と思いますよね。AT限定なら持ち点の余裕は30点なので、安全不確認を3回すると、それだけで余裕がなくなってしまうんです。

場面確認しなかった時の例減点
発進する直前道の端から出る直前に、目で右後方を見ない10点
進路を変える時車線や位置を変える時に周りを確かめない10点
交差点交差点で左右や後方を確かめない10点
踏切の手前窓を開けて左右を目で見ない10点
降りる時ドアを開ける前に後方を目で見ない10点

警察庁の技能試験の基準には、安全確認は「原則として直接目視及び後写鏡」で行う、と書かれています。後写鏡はルームミラーやドアミラーのことです。

つまり、ミラーだけ、目だけではなく、両方を使うのが基本なんです。減点の全体は仮免の減点項目一覧でまとめています。

採点は「回数」で数えるのが原則

採点は回数ごとに引くのが原則とされています。同じ確認を2回忘れたら、2回分引かれると考えておきましょう。

見ている期間

採点は、乗る時から降りる時まで続きます。走り終えて止まったあとも、ドアを開ける前の後方確認までが検定のうちです。

発進前・進路変更・左折・右折の4場面で見る順番

先に結論

確認は「ミラーで見る、合図を出す、もう一度ミラーと目で見る、動く」の流れが基本です。場面ごとに、顔を向ける方向だけが変わります。

教則(交通の方法に関する教則)では、発進の時は合図をしてから、もう一度バックミラーなどで前後左右の安全を確かめて発進するよう書かれています。

この「合図のあとにもう一度見る」が抜けやすいところです。場面ごとの見る順番を、表にまとめました。

場面1. まず見る2. 合図3. 合図のあと顔を向ける方向動き出すタイミング
発進前ルームミラーと右のドアミラー右に合図右後方を目で見る目視で安全が分かってから
進路変更(右へ)ルームミラーと右のドアミラー右に合図(変える約3秒前)右後方を目で見る合図から少し待って、確かめてから
左折ルームミラーと左のドアミラー左に合図(約30m手前)左後方を目で見る(巻き込み確認)左に寄せる前と、曲がる直前
右折ルームミラーと右のドアミラー右に合図(約30m手前)右後方と、対向や横断する人中央に寄せる前と、曲がる直前
発進前・進路変更・左折・右折の4場面で、ミラー、合図、目視の順に確認する流れを示した図解

顔を向けるのは、首だけでなく、肩を少しひねるくらいが目安です。ミラーには映らない場所があるので、そこを目で埋めるイメージですね。

発進前の確認

発進前は、右後ろから来る車や自転車を見落とさないことが大事です。採点基準では、道の端から発進する直前に目で右後方を確かめないと安全不確認になります。

発進までの細かい順番は仮免の乗車前確認と発進手順で、乗る前から順に紹介しています。

進路変更の確認

障害物をよける時や、右折のために中央へ寄る時も、進路変更にあたります。ミラーで後ろを見て、合図を出し、目で斜め後ろを見てから動きましょう。

右折の確認

右折は、見る所がいちばん多い場面です。後ろの車、向かってくる車、曲がった先を渡る人と、確かめる相手が次々に変わります。

『右折の時、どこから見ればいいのか分からなくなる』という方もいますよね。中央に寄せる前は右後方、寄せたあとは前と曲がった先、と2段階に分けると落ち着いて見られます。

右折の時に、ほかの車や人の進行を妨げてしまうと、減点ではなく検定中止になる場合があります。迷った時は無理に出ず、止まって確かめるほうを選んでみてください。

巻き込み確認はいつ・どこを見る?

先に結論

巻き込み確認は、左折する時に左後ろから来る自転車やバイクを巻き込まないための確認です。左に寄せる前と、曲がり始める直前の2回、顔を左後方へ向けて目で見ます。

『巻き込み確認、ちゃんとしたつもりなのに注意された』という方も多いはずです。よくあるのは、見るタイミングが早すぎたり、ミラーだけで済ませたりするパターンです。

左折の時の確認の流れ
  1. 交差点の手前でルームミラーと左のドアミラーを見る
  2. 交差点の約30m手前で左の合図を出す
  3. 左後方を目で見てから、道の左に寄せる
  4. 速度を落とし、曲がり始める直前にもう一度左後方を目で見る
  5. 横断歩道を渡る人がいないかを見ながら曲がる

例えば、合図を出してすぐ左後方を見て、そのあと何もせずに曲がったとします。その間に自転車が追いついてくることもあるので、曲がる直前の確認が欠かせないんです。

仮免の巻き込み確認の減点

交差点で確かめるべき所を確かめなかった時は、安全不確認として10点です。左折のたびに起こりうるので、忘れると点数がどんどん減ってしまいます。

よくある失敗

合図を出すのと同時に首を向け、肝心の曲がる直前には前しか見ていない。確認は「回数」より「動く直前に見ているか」が大事です。

合図忘れと合図の時期の減点

先に結論

合図をしない、続けない、戻さない、出すのが遅い、早すぎる時は「合図不履行等」で5点引かれます。右左折は約30m手前、進路変更は約3秒前が目安です。

道路交通法施行令では、合図を出す時期が決まっています。曲がる・寄せる・止まるで時期が違うので、表で覚えておきましょう。

すること合図を出す時期合図を戻す時
左折・右折・転回その地点(交差点ならその手前の端)から30m手前に来た時曲がり終えたら
進路変更変えようとする約3秒前変え終えたら
徐行・停止・後退その行為をしようとする時行為が終わったら
右左折・進路変更・停止の場面ごとに、合図を出す時期と戻す時を示した図解

道路交通法では、合図は行為が終わるまで続け、終わったらやめるとされています。曲がり終えたのに合図が出たままだと、「戻さない」にあたります。

「合図、遅いよ」と教習で言われたことがある方もいますよね。交差点が近づいてから慌てて出すのではなく、30m手前を目印で覚えておくと楽になります。

仮免の合図忘れを防ぐコツ

合図を忘れないためのチェック
  • 交差点が見えたら「ミラー、合図」を口の中で唱える
  • コースの中で合図を出す場所の目印(電柱や標識)を決めておく
  • 曲がり終えたら、レバーが戻っているかを確かめる
  • 進路変更は合図から3つ数えてから動く

確認不足になりやすい場面と練習のしかた

先に結論

確認不足が起きやすいのは、緊張してほかの操作で手一杯になる場面です。確認を毎回同じ順番の「型」にしておくと、検定でも体が先に動きます。

仮免の確認不足は、知らないからではなく、忘れてしまうことがほとんどなんです。忘れやすい場面を先に知っておきましょう。

確認不足が起きやすい場面起きやすい理由練習で意識したいこと
S字・クランクを出たあとの左折脱輪しないか気になって、気持ちが前に向くコースを出たら一呼吸おいて、ミラーから始める
一時停止のあとの発進止まることに集中して、左右の確認が浅くなる止まってから右・左・右と顔を向ける
踏切窓を開ける動作で手一杯になる窓を開けたら、左右を目で見てから進む
走り終えて降りる時終わった安心感で後方を見ずにドアを開けるドアに手をかける前に右後方を見る

一時停止のあとの確認は仮免の一時停止と停止線、交差点での動き方は仮免検定の交差点の通り方で詳しく紹介しています。

練習の時に教官に聞いてみたいこと

教習の最後に「今日、確認で抜けていた所はありましたか」と聞いてみてください。どこを見落としやすいかが分かると、次の教習で意識する所が絞れます。

確認の型が体に入るまでには、教習の回数や間隔も関わってきます。予約が取りにくくて間が空きがちな方は、教習所の選び方や合宿免許という進め方も知っておくと選択肢が広がりますよ。

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知恵袋でよくある仮免の安全確認の相談

Yahoo!知恵袋には、仮免の安全確認の減点についての相談が多く寄せられています。閲覧の多いものから3つ選び、要点をまとめて答えますね。

相談1:巻き込み確認を何度か忘れていると言われた

仮免の実技が終わったあと、巻き込み確認を何度か忘れていると言われたけれど、自分では確認したつもりだった、という相談です。

本人はしたつもりでも、見るタイミングが早かったり、顔の向きが小さかったりすると、確認したことが伝わりにくいんです。採点基準は「目で直接見ているか」が基本なので、顔をはっきり左後方へ向けましょう。

曲がる直前にもう一度見る、を加えるだけで、注意されることが減る人も多いですよ。

相談2:必要以上に確認したら減点になる?

いらない所で目視したり、必要以上に安全確認したりすると減点されるのか、という相談です。

警察庁の採点基準の代表的な項目は、確かめなかった時の減点です。見すぎること自体を減点する項目は、代表項目の中には見当たりません。

ただ、横を見ている時間が長いと、前の様子を見落としたり、ふらついたりしやすくなります。見るのは一瞬、前に戻すのも早く、を意識してみてください。

相談3:確認の順番を間違えたら減点?

「ルームミラー、合図、サイドミラー、目視」の順のところを「合図、ルームミラー、サイドミラー、目視」としてしまったら減点か、という相談です。

順番そのものを減点する項目は、代表的な採点項目には見当たりません。見られているのは、合図を出したか、動く前に目で確かめたかです。

とはいえ、教則には「合図をしてから、もう一度バックミラーなどで安全を確かめて発進する」とあります。合図の前にもミラーを見ておくと、後ろの様子を分かったうえで合図が出せるので、教習で習った順番に戻しておくと安心です。

『声に出して「ミラーよし」と言ったほうがいい?』と迷う方もいますよね。声に出すかどうかの決まりは採点基準にはないので、言っても言わなくても構いません。大事なのは、顔を向けて見ていることです。

よくある質問

仮免の安全確認の減点は何点ですか?

警察庁の採点基準では、安全不確認は1回10点です。発進の直前、進路変更、交差点、踏切の手前、降りる時にドアを開ける前などが対象です。

仮免の巻き込み確認はミラーだけでもいいですか?

技能試験の基準では、安全確認は原則として目で直接見ることとミラーの両方で行うとされています。左折の時は、顔を左後方へ向けて目で見ましょう。

合図を出すのが遅いと減点されますか?

合図の時期が遅い、または早すぎる時は「合図不履行等」で5点です。右左折は30m手前、進路変更は約3秒前が目安です。

仮免許の安全確認は、検定が終わって止まったあとも見られますか?

採点は降りる時まで続きます。ドアを開ける前に後方を目で見ないと、安全不確認になります。

確認を忘れたら一発で不合格ですか?

確認を1回忘れただけなら10点の減点です。ほかの減点と合わせて合格の点数を下回らなければ、それだけで不合格にはなりません。ただ、確かめずに進んで他の車や人の進行を妨げると、検定中止になる場合があります。

まとめ

この記事の要点
  • 安全確認はミラーで見たあと、顔を向けて目で直接見るのが基本
  • 確かめなかった時の安全不確認は1回10点、回数ごとに引かれる
  • 発進前・進路変更・左折・右折で、顔を向ける方向が変わる
  • 巻き込み確認は、左に寄せる前と曲がる直前の2回
  • 合図は右左折で30m手前、進路変更で約3秒前。遅れると5点
  • 降りる時のドアを開ける前の後方確認まで採点される
仮免ドットコム

仮免ドットコム 編集部

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