当サイトの記事は編集部が法令・警察庁や都道府県警察などの公的機関の情報、業界団体の公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内に合宿免許・教習所探しのサービスへの案内(広告)を含みます。
検定が近いのに、『仮免のコースが覚えられない…』と焦っていませんか。教習では教官が「次を右」と言ってくれたので、自分で道順を覚えたことがない、という方も多いですよね。
結論から言うと、仮免のコースは「目印」「曲がる順番」「やる課題」の3つをセットにしたメモにすると覚えやすくなります。道だけを覚えようとせず、その場所でやることと一緒に覚えるのがコツです。
この記事では、自分用のメモの作り方と、車に乗らずにできるルートの練習を紹介しますね。
仮免のコースは覚えないといけない?
検定のコースを事前に覚えておくのか、走りながら検定員が道順を伝えるのかは、教習所によって違います。覚える必要があるかどうかは、まず通っている教習所の案内で確かめましょう。覚えておけば、どちらの場合でも気持ちに余裕が生まれます。
『そもそも、コースって全部覚えるものなの?』という疑問は、とてもよく見かけます。ここは教習所ごとにやり方が分かれるところなんです。
修了検定のコースをいくつ用意しているか、事前に知らされるかは、教習所によって違います。検定の説明や教習所の案内で、次の点を確かめておくと安心です。
- 検定のコースは事前に知らされるか
- コースはいくつあって、当日どう決まるか
- 走りながら道順を伝えてもらえるか
- 速度指定区間や止める位置はどこか
- 道を間違えた時はどうすればいいか
指示があっても覚えておくと楽になる理由
走りながら道順を伝えてもらえる場合でも、コースを覚えておくと運転に余裕が出ます。次に曲がる場所が分かっていれば、合図や寄せる準備を早めに始められるからです。
例えば右折なら、道路交通法施行令で、曲がる地点の30m手前で合図を出すと決められています。道順が頭に入っていると、この合図のタイミングを合わせやすくなりますよ。
試験場では複数のコースが決められている
運転免許試験場で受ける仮免の技能試験では、警察庁の実施基準に、走る順路の違うコースを3種類以上用意する、といった定めがあります。
教習所の修了検定でどうなっているかは、通っている教習所の案内で確かめてみてください。
仮免のコースはどこを走る?
仮免の検定では、外周や周回のコース、交差点、横断歩道と踏切、S字やクランク、坂道を走ります。コースを覚える時は、これらの課題がどの順番で出てくるかを押さえるのが近道です。
道路交通法施行規則では、普通仮免許の技能試験の項目が次の4つと決められています。教習所の修了検定も、この基準に準じて行われます。
| 項目 | 主な中身 | コースを覚える時の目印になるもの |
|---|---|---|
| 幹線コース・周回コースの走行 | 外周や周回の走行、速度指定区間 | 直線の始まりと終わり、カーブ |
| 交差点の通行 | 右折、左折、信号、一時停止 | 信号機、一時停止の標識、交差点の番号 |
| 横断歩道と踏切の通過 | 横断歩道の手前の確認、踏切での停止 | 横断歩道の白線、踏切の遮断機 |
| 曲線・屈折・坂道コースの走行 | S字、クランク、坂道での停止と発進 | 各コースの入口 |
警察庁の基準では、検定のコースはすべて車道とみなされます。道順を覚える時も、本物の道路と同じつもりで「ここは一時停止」「ここは信号」と一緒に覚えておきましょう。
課題ごとの検定の内容は仮免の修了検定とは?で詳しく紹介しています。
仮免のルートを覚える「3列メモ」の作り方
コースは「目印」「曲がる順番」「やる課題」の3列のメモにします。道だけでなく、その場所でやることをセットで書くのがポイントです。書いたメモは、声に出さずに何度もなぞってみましょう。
『地図を見ても、全然頭に入ってこない…』という方は、地図そのものより、走る順番を一行ずつ書き出すほうが向いているかもしれません。
3列メモの例
メモはこんな形にします。コースの名前や番号は、通っている教習所の呼び方に合わせてください。
| 順番 | 目印 | 曲がる方向・進み方 | やる課題 |
|---|---|---|---|
| 1 | 発着点 | 発進して左へ | 合図、ミラー、目で見る |
| 2 | 外周の直線 | まっすぐ | 速度指定区間で指示速度まで上げる |
| 3 | 信号のある交差点 | 右折 | 30m手前で合図、教わった位置に寄せる |
| 4 | 一時停止の標識 | 止まってから左折 | 停止線の直前で止まる |
| 5 | S字の入口 | S字へ | 手前で速度を落とす |
| 6 | 踏切 | まっすぐ | 止まって窓を開け、左右を見る |
| 7 | 発着点 | 左に寄せて止める | 止める位置、降りる前の確認 |
上の表は作り方の見本です。実際の道順や課題の順番は、教習所のコースに合わせて書いてみてください。

メモを作る手順
- 教習所のコース図か、教習で走った記憶をもとに目印を書き出す
- 発着点から順番に、曲がる方向を書く
- それぞれの場所でやる課題を書き足す
- 分からない所に印をつけ、次の教習で教官に聞く
- 完成したメモを、頭の中で走りながらなぞる
目印は、信号機や標識、S字の入口など、走っていて目に入るものを選ぶのがコツです。「3番目の角」のような数え方だけだと、緊張した時に分からなくなりやすいんです。
覚えられない時は区切って覚える
コースが長くて覚えられない時は、2〜3の区間に分けてみてください。「発着点からS字まで」「S字からクランクまで」「クランクから発着点まで」のように区切ると、一度に覚える量が減ります。
道順を思い出す時に、右折なら右手、左折なら左手を軽く動かすと、体で覚えやすくなります。声に出さずにできるので、待ち時間にも使えます。
車に乗らずにできる仮免のルートの練習
コースは、車に乗らなくても練習できます。メモを見ながら頭の中で走る、指でコース図をなぞる、教習の前に教官に聞く、の3つを繰り返すと、少しずつ道が頭に入ってきます。
『乗る回数が少ないから覚えられない』と思う方もいますよね。実は、乗っていない時間の練習でも、道順はかなり覚えられるんです。
乗らずにできる練習
| 練習 | やり方 | いつやるか |
|---|---|---|
| 頭の中で走る | 目を閉じて、発着点から順に景色を思い浮かべる | 寝る前、電車の中 |
| 指でなぞる | コース図やメモの上を指で進みながら、合図や確認をつぶやく | 教習の前の待ち時間 |
| 抜き打ちで思い出す | メモを伏せて「S字のあとは?」と自分に聞く | 前日の夜 |
| 書き直す | 何も見ずに3列メモを書き、元のメモと比べる | 前日の夜 |

頭の中で走る時は、合図を出す場所や、目で見て確かめる場所まで思い浮かべるのがポイントです。道順と手順を一緒に練習できます。
教習の時にできること
教習で走る時に、教官に「次はどっちに行くと思う?」と聞かれたら、チャンスです。自分で道順を言ってみると、覚えたところと覚えていないところがはっきりします。
自分から聞いてみるのもおすすめです。
「検定のコースを覚えたいので、今日は道順を言わずに走ってみてもいいですか」
こんなふうに頼むと、教官も協力してくれることがあります。教習所によってやり方は違うので、相談してみてください。
コースを間違えそう・忘れた時の考え方
検定中に道が分からなくなっても、急にハンドルを切ったり、急ブレーキをかけたりしないことが大切です。間違えた時の扱いは教習所によって違うので、落ち着いて検定員の指示を聞きましょう。
『本番で道が飛んだらどうしよう』という不安は、コースを覚えるほど強くなることもありますよね。でも、本当に気をつけたいのは道順より安全な運転です。
慌てた操作のほうが危ない
道を間違えたことに気づいて、急にハンドルを切ると、後ろの確認や合図が抜けてしまいます。こうしたミスは、それぞれ減点の対象になります。
| 慌てた時に起きやすいこと | 採点の基準での扱い |
|---|---|
| 目で見ないで進路を変える | 安全不確認10点 |
| 合図が遅れる・出さない | 合図不履行等5点 |
| 速度が出たまま曲がる | 徐行違反20点 |
警察庁の基準では、試験のための指示に従わない時は検定中止になります。道が分からなくなったら、そのまま安全に走りながら、検定員の指示を落ち着いて聞きましょう。
曲がる場所を通り過ぎそうになって、合図も確認もないままハンドルを切ってしまうことがあります。通り過ぎても、慌てずに検定員の指示を待つほうが安全です。
仮免の道が覚えられない時に考えたいこと
『仮免の道、覚えられない…』と何度練習しても思う時は、覚え方が自分に合っていないのかもしれません。メモに「道覚えられない所」として印をつけ、そこだけ重点的に練習するのも手です。目で覚えるのが得意な人はコース図を、書いて覚えるのが得意な人は3列メモを使うなど、やり方を変えてみてください。
検定の流れの中で、コースの説明がいつあるかは仮免検定の流れで紹介しています。
教習の予定がなかなか取れず、コースを走る回数が少ないと悩んでいる方もいるかもしれません。仮免までの進み方を見直したい人は、合宿免許や教習所の探し方も知っておくと選択肢が広がります。
教習所・合宿免許さがし(PR)
仮免からの進め方を見直すなら、教習所・合宿免許の探し方も
通いやすさや予約の取りやすさ、まとまった休みで集中して取る合宿免許など、教習所の選び方はいくつかあります。地域や日程から教習所を探して、自分に合う通い方を比べてみてください。
無料教習所・合宿免許を探す教習の内容・料金・日程は各教習所の案内でご確認ください。
仮免のコースでよくある相談
知恵袋では「コースは全部覚えるの?」「検定員は道順を言ってくれる?」「コースを忘れたら終わり?」という相談が多く見られます。答えは教習所によって違うので、案内で確かめるのが一番確実です。
閲覧の多い相談を要約して、答えてみます。
技能はコースを全部覚えないといけないの?
仮免の技能はコースを全部覚えるのか、試験中にどこを曲がるか言ってもらえないのか、という相談です。
ここは教習所によって違います。事前にコースを覚える教習所もあれば、走りながら道順を伝える教習所もあります。
どちらの場合でも、覚えておけば合図や寄せる準備を早めにできます。まずは教習所の案内や教官の説明で、どちらの形なのかを確かめてみてください。
AT限定だとコースを全部覚える必要がある?
AT限定とMTで、コースを覚える必要があるかどうかが違うのか、という相談もありました。
コースを覚えるかどうかは、ATかMTかよりも、教習所のやり方で決まることが多いはずです。友達の教習所の話は、自分の教習所には当てはまらないこともあります。
気になる時は、教官に「検定のコースは覚えたほうがいいですか」と聞くのが一番です。
コースも確認も合図も忘れてしまう
コースが覚えられないうえに、目で見る確認や合図も忘れてしまう、という相談です。
道順と手順を別々に覚えようとすると、覚えることが倍になってしまいます。3列メモのように、場所ごとに「どっちに曲がるか」と「何をするか」をセットにすると、一度に覚えられます。
道順がはっきりすると、確認や合図に気持ちを向ける余裕も出てきます。クランクやS字の通り方は仮免のクランク・S字のコツも見てみてください。
よくある質問
仮免のコースはいくつありますか?
修了検定のコースをいくつ用意しているかは、教習所によって違います。試験場の仮免の技能試験では、走る順路の違うコースを3種類以上用意する、といった定めがあります。
仮免のコースを間違えたら不合格ですか?
道を間違えた時の扱いは、教習所の説明で確かめてみてください。慌ててハンドルを切ると確認や合図が抜けて減点されやすいので、落ち着いて検定員の指示を聞きましょう。
仮免のルートを短い時間で覚えるコツはありますか?
コースを2〜3の区間に分けて、区間ごとに「目印」「曲がる方向」「やる課題」を書き出してみてください。書いたメモを頭の中で何度もなぞると、短い時間でも覚えやすくなります。
コース図がもらえない時はどうすればいいですか?
教習で走った時の記憶をもとに、目印と曲がる方向を書き出してみてください。分からない所は、次の教習で教官に聞いて埋めていきましょう。
まとめ
- 検定のコースを事前に覚えるかどうかは、教習所によって違う
- コースは「目印」「曲がる順番」「やる課題」の3列メモにすると覚えやすい
- 長いコースは2〜3の区間に分けて覚える
- 頭の中で走る、指でなぞる、何も見ずに書き直すなど、乗らずにできる練習もある
- 道を間違えそうでも、慌てた操作をせず検定員の指示を聞く





コメント